どんなに難解な論文でも、文意のエッセンスである《命題》をみつけることにより容易に理解できる。具体例とともに「文章理解」のプロセスを図示することによって読者の理解をより明快なものとした。

はしがき 第1部 文章要約の技法 1. 文章を読むことが楽しくなる 2. 風が吹けば桶屋が儲かる 3. 本の骨格を知る:書き手と読者のゲーム 4. 肉付けを味わうのは後回し 5. 定義・仮定および命題の作成 6. 定義と命題の抽出の技法 7. 論文の骨格を摘出する方法 8. 文の骨格からの要約文の作成 9. 構文特性について
第2部 文章要約の実例 10. 「理解と誤解」 10.1 「理解と誤解」からの命題の抽出 10.2 「理解と誤解 ……
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[著者] 浜田文雅(はまだ ふみまさ) 昭和6年 東京に生まれる 昭和29年 慶應義塾大学経済学部卒業 慶應義塾大学経済学部教授、ミネソタ大学、エセック経営大学院(フランス)各交換教授、パリ第1大学招待教授を経て 現在 慶應義塾大学名誉教授、東京国際大学経済学部長 経済学博士 著書 『日本経済のマクロ分析』日本評論社 『設備投資行動の計量分析』東洋経済新報社 他 著書、論文多数
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