今日の教育問題について、前号から続いて特集をしていますが、今号は「学びの問題」として、「教師の教育力」をテーマに、「子どもが主体となる学び」を追究・実践されておられる方々にご執筆いただきました。
教師個人の問題ではなく、学校文化の問題、研修の重要性などの視点から、教師の方々をエンパワメントする論文が集まりました。

教師と教育力…・・・吉田章宏

二十一世紀に求められる教師の教育力…・・・三輪定宣
同僚性による教師の連帯と成長――学びの専門家として…・・・佐藤　学
教師たちの授業力量の形成――そのダイナミズム……木原俊行

教育力を育む学びの共同体づくり……秋田喜代美
子どもに学ぶ教師の実践力…… 稲田八穂
教師の教育力を高める教授法とは ……高垣マユミ
教師の指導力･教育力を高める学校経営の戦略 ……小島弘道
教員の教育力を高める研修の工夫と創造 ……蛭田政弘
教師の教育力を高めるカリキュラム･マネジメント ……田中統治
特別支援教育における教育力を高める ……徳永　豊
大学教師の教育力を高めるＦＤのあり方……池田輝政

危機に立つ子どもの心▼児童虐待について――児童福祉の立場から……松�ｱ佳子
編集委員の目▼「教育と医学」とアドボカシー ……満留昭久
折々の一冊▼『精神病』…… 安藤延男
カレント・トピックス▼二〇〇四年度学校教員統計調査……阿部　洋
特別支援教育のページ▼久里浜だより＝盲ろう児童生徒担当教員のためのモデル講習会