［特集１］　　「不登校」は減っていないのが現状です。不登校はなぜ減らないのか。精神医学、心理学、学校政策など、さまざまな視点から探ります。自らの不登校経験をもとに問題を探る研究者も執筆します。

［特集２］　　東日本大震災から、３年が経とうとしています。子どものメンタルヘルスの現状、支援の状況や課題などを取り上げます。

特集１・「不登校」をとらえなおす
［巻頭随筆］ 不登校の子どものこころ……齊藤万比古　
不登校という行動の意味………滝川一廣
不登校の現状………小林正幸
不登校に対する理解と取り組みの変遷………森嶋昭伸
不登校の「その後」を問う
　　――1980年代の不登校運動から2010年代の生きづらさへ………貴戸理恵
大学における不登校の子どもの支援教室の実践………松永邦裕

特集２・震災から３年の子どものメンタルヘルス
子どもの心のケアと防災教育………冨永良喜
時間の流れの中での支援――子どもの成長と生活の変化………本郷一夫
「障害」をめぐる支援と防災教育………田中真理

リレー連載
支援をつなぐ・命の絆▼震災による父子家庭の現状と支援の課題……小野道子

カレント・トピックス▼児童生徒の「食物アレルギー」………阿部　洋
特別支援教育のページ▼
　　久里浜だより＝「インクルーシブ教育システム構築支援データベース」について
　　………独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
編集後記………荒木登茂子