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目次
律令外古代法の研究
A5判/上製/280頁
初版年月日:1990/04/16
ISBN:
978-4-7664-0453-1
 
(4-7664-0453-X)
Cコード:C3032
税込価格:3,190円
律令外古代法の研究

目次



第一章 「怠状・過状」の徴収と官人統制
 はじめに
 第一節 「怠状・過状」徴収の刑罰的性格
 第二節 官人に対する制裁と「怠状・過状」
 おわりに

第二章 検非違使庁裁判手続における「怠状・過状」の機能
 はじめに
 第一節 訴訟文書としての過状と問注状
 第二節 問注状(勘問記)の訴訟文書としての性格
 第三節 「進過状政」の存在と過状の機能
 おわりに

第三章 「恐懼」・「除籍」等の慣習的制裁と官人統制
 はじめに
 第一節 「恐懼」の刑罰的性格
 第二節 「恐懼」による処罰の態様
 第三節 「恐懼」の法的効果と律令法の原則
 第四節 律令外の処罰の出現と摂関期における政治機構の変化
 おわりに

第四章 違勅罪の準拠法と王命違反に対する処罰の慣例
 はじめに
 第一節 違勅罪と格違反の処罰
 第二節 王命違反に対する処罰態様の変遷
 第三節 違勅罪と王命違反処罰の異同
 おわりに

第五章 藤原氏における氏族統制と興福寺の放氏権
 はじめに
 第一節 放氏の刑罰的性格とその効果
 第二節 放氏と藤氏長者の氏族統制権
 第三節 興福寺による放氏権の獲得
 おわりに

附篇 律令法典編纂の推移と問題点
 はじめに
 第一節 近江令・浄御原律令の編纂
 第二節 大宝律令の編纂
 第三節 養老律令の編纂

あとがきにかえて ―古代における慣習法概念―
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