学校に行かない子どもの社会史
不登校とフリースクールの源流
序 章
第T部 学校に行かない子どもの問題化と学校外における諸対応――日本児童精神医学会と学校外の学びの場に着目して
第1章 学校に行かない子どもの研究と専門的対応の開始――1960年代を中心に
第2章 教育問題の顕在化と学校外の学びの場の成立――1970年代を中心に
第3章 子どもの人権侵害と新しい教育の希求――1980年代を中心に
第U部 学校に行かない子どもに関する認識と対応の変容過程――奥地圭子たちの活動に着目して
第4章 学校に行かない子どもに関する新たな認識の生成――渡辺位と奥地圭子を中心に
第5章 「母親教師」としての奥地圭子――教育雑誌『ひと』における記述に着目して
第6章 学校に行かない子どもの治療をめぐる論争――稲村博と奥地圭子を中心に
第7章 学校に行かない子どもに関する行政の認識と対応の変容――実態調査と有識者会議を中心に
終 章
付 論 学校外の学びの場への通学定期券制度の準用過程――フリースクールと行政の関係性に着目して
年表 謝辞 引用文献 索引
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