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難民に冷たい国? ニッポン
四六判/並製/336頁
初版年月日:2024/12/14
ISBN:
978-4-7664-2968-8
 
(4-7664-2968-0)
Cコード:C0036
税込価格:2,200円
難民に冷たい国? ニッポン
支援と審査の現場から

目次

はじめに

序 章 難民を助ける会と私

第1章 外国人とは誰のこと? 
1 日本人って誰? 
2 日本を目指す人々 
3 外国人が日本で滞在するための資格 

第2章 外国人労働者とは誰のこと? 
1 日本で働く「外国人労働者」 
2 労働者の送り出し国から受け入れ国へ 
3 移民政策なき日本の外国人労働者 
4 「外国人材」受け入れの拡大と課題 

第3章 難民とは誰のこと? 
1 難民の定義とは? 
2 難民受け入れに関する国際制度 
3 難民の認定と保護 
4 日本に逃れてきた人々 
5 「第三国定住」 

第4章 日本の難民受け入れ政策は? 
1 日本における難民受け入れの歴史 
2 「難民」一人ひとりの思い、さまざまな人生 
3 難民認定申請と難民審査参与員制度 
4 日本の労働市場の欠陥が生み出す「難民認定申請者」 
5 就労を制限するための新たな難民認定制度の開始 
6 労働力不足の解消から多文化共生へ 

第5章 難民に選ばれない国? ニッポン
1 「日本は冷たかった〜」 
2 難民はどこへ行くのか? 
3 なぜ難民は日本に来ないのか? 
4 外国人材から選ばれるニッポンへ 

第6章 「入管」とはどんなところ? 
1 入管の組織と5つの業務 
2 退去強制制度とは? 
3 退去強制手続きに伴う問題 
4 収容施設の目的と長期収容問題 
5 「入管問題」の中の本当の課題

第7章 多様な人々が共生できる社会へ 
1 共に働くために 
2 共に暮らすために 
3 共に助け合うために 
4 おしまいに、ヴー・ヴァン・カウさんのことを 

おわりに 
主な参考文献 

《Column》
技能実習制度はそんなに悪い制度だったのか?
東西冷戦期の「難民」と、現代の「難民」 
生命がけで海を渡る難民たち 
ドイツにおける移民/難民との共生 
「難民」という新しい言葉 
「誰が難民か」を誰が決めるのか? 
「助ける側」と「助けられる側」は一瞬の巡り合わせ 
聴覚障がいをもつウクライナ避難民の受け入れ
試案―在留資格を復活させる 
ワールドカップと亡命 
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