リアル・メイキング
いかにして「神」は現実となるのか
日本の読者の皆さんへ
序
第1章 信仰の枠組み 柔軟な存在論 / 存在論的態度 /トマスを二重化する / 現実であること(リアルネス)の種類 / そして、悪魔 / 信仰の枠組み / 真面目な遊び
第2章 パラコズム(空想の世界)を創る むかしむかし / 物語を現実にする / フィクションから信仰を切り離す / 参加のルール / 参加のしるし / 相互作用の手段
第3章 才能とトレーニング 神秘主義モード / 魔法の列車に乗って / 神を練習する / 没入:才能の本質 / 内的感覚の修養:訓練の効果 / 境界を曖昧にする
第4章 どのように心が問題なのか 間 / 心 / リンゴと(ある種の)リンゴの比較 / チェンナイ / アクラ / 神は場所によって異なる語り方をする:外部での臨在 / 神は異なる場所で異なる語り方をする:乗り物
第5章 神々と霊の反応に関する五つの証拠 霊的発火(スピリチュアル・キンドリング)/ 比較現象学 / 研究1:地域特有の教会文化も一般的な文化も共有されていない場合 / 研究 2: 人々が同じ教会、同じ場所にいる時 / 新しいやり方で注意を向けることを学ぶ
第6章 祈りが効く理由 人はなぜ祈るのか / メタ認知としての祈り / 感謝 / 告白 / 求めること / 祈る相手 / 崇拝:自分が愛される関係をつくる
第7章 応答する神 つながり / つながりの効果 / 神々もまた社会的関係である / 内なる他者 / 想像上の関係 / 徹底操作 / より暗い暗黒面 / 保守主義者イエス / 臨在に関わること
訳者あとがき 謝辞/方法についての注/文献エッセイと注/参考文献/人名牽引/事項牽引
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