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目次
輸入ショックの経済学
四六判/上製/224頁
初版年月日:2023/10/13
ISBN:
978-4-7664-2928-2
 
(4-7664-2928-1)
Cコード:C3033
税込価格:2,640円
輸入ショックの経済学
インクルーシブな貿易に向けて

目次

序章 雇用や賃金にとって輸入は「脅威」か

第1章 「輸入ショック」を知るために――基本データと分析視角
1.製造業における輸入拡大の影響
2.雇用はどう変化してきたか
3.賃金はどう変化してきたか
4.輸入企業の特徴
5.「インクルーシブ」な貿易
6.貿易理論における輸入ショック
補論.計量手法の概要――差の差推定と操作変数法

第2章 チャイナショックは雇用を減らしたか
1.チャイナ・ショックの規模と推移
2.チャイナ・ショックによる雇用総数の変化
3.チャイナ・ショックによる雇用の創出・喪失

第3章 チャイナ・ショックは給与にどう影響を与えたか
1.産業・所得によって異なる従業者と輸入
2.給与と労働時間へのチャイナ・ショックの影響
3.給与格差は拡大したか

第4章 オフショアリングのインパクト
1.オフショアリング企業の基本データ
2.オフショアリングの影響の調整
3.男性従業者の残業時間調整

第5章 国内取引を通じた間接効果はあるか
1.分析する企業をどう選ぶか
2.直接貿易の間接効果

第6章 インクルーシブな輸入のための政策
1.雇用政策の評価軸
2.所得政策の評価軸
3.貿易政策・貿易支援策の評価軸
4.輸入ショックに追加の施策は必要か
5.日本がとるべき施策の検討

終章 経済学者による「輸入ショック」対策を検討する

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