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目次
言語文化とコミュニケーション
A5判/上製/276頁
初版年月日:2023/02/20
ISBN:
978-4-7664-2869-8
 
(4-7664-2869-2)
Cコード:C3330
税込価格:2,750円
言語文化とコミュニケーション

目次

第1部 ことばを学び、考える
第1章 ことばは世界を切り分ける  今井むつみ
第2章 語彙意味論の冒険――fair の文化モデルに向けて  大堀壽夫
第3章 ことばは現実をどのように「すくいとるか」――体験・共感・言葉の所有  國枝孝弘
第4章 口承の物語に現れる人間と動物の関係を読み直す――南米アンデス高地のアイマラ語と北東アジアのアイヌ語の物語テクストから  藤田護
コラム 朝鮮民族と言語、そして政策  木丈也

第2部 場を創り、ことばを教える
第5章 グローバル社会を生き抜くために――第二言語運用能力の習得を目指して  中浜優子
第6章 日本語コミュニティの再想像――多言語多文化共生に向けて  杉原由美
第7章 自律的な日本語学習――学習者オートノミーの育成  白頭宏美
第8章 外国語学習デザインの構築と運用――SFC ドイツ語学習環境における実空間とサイバー空間の連動  藁谷郁美
コラム 「普通話」の歴史と国家建設  鄭浩瀾

第3部 政治を動かし、社会を変える
第9章 政治理念の言葉――フランスの六月蜂起が問いかけるもの  宮代康丈
第10章 イスラエルのアラブ人――二つの言語のはざまで  山本薫
第11章 小説が描く現代インドネシアのムスリム社会――フェビー・インディラニ『処女でないマリア』を題材に  野中葉
第12章 越境する個人――言語の間に見出すアイデンティティ  西川葉澄
第13章 科学にたずさわるのは誰か――科学の不定性とコミュニケーション  大木聖子
コラム 医療専門職養成課程モデル・コア・カリキュラムに見る「コミュニケーション」の捉え方  杉本なおみ
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