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目次
Think critically クリティカル・ シンキングで真実を見極める
四六判/並製/224頁
初版年月日:2021/12/20
ISBN:
978-4-7664-2786-8
 
(4-7664-2786-6)
Cコード:C2000
税込価格:2,200円
Think critically クリティカル・ シンキングで真実を見極める

目次

第1章 クリティカル・シンキングとは何か?

第2章 社会についての「議論」とは何か?

第3章 日常生活のなかの議論
 エピソード/人物に焦点をあてる議論――対人論証/現代社会のなかの神話/世間知と
 隠喩メタファー事実ファクトとは何か/日々の推論の注意点

第4章 社会科学の発想法
 パターンを認識する/因果関係の基準/社会科学のクレイムを評価する/証拠の重要性
 
第5章 なぜ社会科学を信用するのか
 社会科学のなかの社会学/社会学の事例/社会学とクリティカル・シンキング

第6章 社会学とはどういう学問か
 社会学のなかの陣営キャンプ/社会学が抱く羨望/社会学はまとまりがない
 
第7章 社会学における立場の違い
 楽観主義と悲観主義/〈文化チーム〉と〈構造チーム〉/インサイダーとアウトサイダー/悲劇と
 喜劇/志向性の重要性

第8章 言葉の問題
 特殊用語/流行語/用語の定義の問題/概念コンセプトの拡大――コンセプトクリープ

第9章 社会についての「問い」と「測定」
 社会学的な問い/経験的な問い/問いに答えるための測定/何が測定されているか?/
 測定を疑う

第10章 比較は大事
 変数とは何か/比較にまつわる問題/様々な比較による研究結果/再現性の重要性/定性
 的研究者にとっての比較/比較を疑う

第11章 社会現象の「傾向」の捉え方
 傾向をどのように理解するか/生態学的誤謬とは何か/社会学的説明の注意点/傾向を考え
 ることの重要性/

第12章 証拠を吟味する
 効果的な証拠とは何か/それほど効果的でない証拠/証拠の選択を疑う/研究の選択を疑う
 
第13章 自分自身を疑う
 みずからの偏見バイアスを認識し対処する/期待が発見に与える影響/イデオロギー的同質性の問
 題/自分にクリティカルであること
 
第14章 論じるのが厄介なテーマ
 文化の波が起こすこと/「良い子問題」/タブーとなっているテーマ/限定なしにクリティカルに
 考える
 
おわりに――なぜクリティカル・シンキングは重要なのか


 訳者あとがき
 註
 参考文献
 索引
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