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目次
民俗学の思考法
四六判/並製/272頁
初版年月日:2021/03/30
ISBN:
978-4-7664-2731-8
 
(4-7664-2731-9)
Cコード:C3039
税込価格:1,980円
民俗学の思考法
〈いま・ここ〉の日常と文化を捉える

目次

はじめに              門田岳久

 第T部 〈いま・ここ〉を捉える思考法

第1章 生きるための民俗学へ
――日常とヴァナキュラー    島村恭則

第2章 過去に縛られながら未来に向かう
――世相と歴史          岩本通弥

第3章 文化を伝え、演じ、作り出す
――芸能とパフォーマンス    周 星

第4章 ソーシャルメディアは伝承母体になりうるか
――ハナシとメディア       法橋 量

第5章 暮らしのなかのブラックボックス
――科学技術とフォークロア   フェルトカンプ, エルメル

第6章 モノを使う、モノに使われる
――生活と生態           田村和彦

第7章 何も信じられるものがない時代の宗教性
――信仰と実践           門田岳久

第8章 なぜ文化を遺しておかなくてはならないのか
――文化遺産と制度        川松あかり

第9章 災害多発時代に命と暮らしを守る
――防災・減災と復興        山 泰幸

第10章 超高齢時代のまちづくり
――地域コミュニティと場づくり   山 泰幸

第11章 変わりゆく家族のかたち
――親族とつながり         岩本通弥

第12章 グローバリゼーションとモビリティ
――移動と越境            島村恭則

第13章 着て、食べて、住まい続ける
――生活と衣食住          及川祥平

第14章 新しい生き方と死に方
――人生と儀礼            及川祥平

 第U部 現代民俗学を読み解くキーワード36
1 民 俗                室井康成
2 文化の伝達             重信幸彦
3 中央と周辺             島村恭則
4 日 常                岩本通弥
5 伝統とイデオロギー        重信幸彦
6 ヴァナキュラー           島村恭則
7 都 市                岩本通弥
8 世 相                室井康成
9 民俗学の人間モデル       門田岳久
10 自治と互助            金子祥之
11 ノスタルジーと郷土        法橋 量
12 近代化               田村和彦
13 ジェンダー             加賀谷真梨
14 文化人類学と民俗学      島村恭則
15 教 育               施 尭
16 フォークロリズム         法橋 量
17 ネット社会の民俗        飯倉義之
18 美                  施 尭
19 ライフコース            及川祥平
20 語 り                川松あかり
21 記 憶               及川祥平
22 自 然                松田睦彦
23 宗教的なるもの          及川祥平
24 ケ ア                加賀谷真梨
25 地 域                朴 承賢
26 公共民俗学            金子祥之
27 世界の民俗学           田村和彦
28 フェス・イベントと祭り・行事   俵木 悟
29 文化政策             俵木 悟
30 フィールドワーク          門田岳久
31 エスノグラフィー          門田岳久
32 働 く                加賀谷真梨
33 差 別               辻本侑生
34 地域差/地域性         鈴木洋平
35 サブカルチャーと民俗学     飯倉義之
36 複数の民俗学           門田岳久

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