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目次
重度・重複障害教育におけるカリキュラム評価
A5判/上製/208頁
初版年月日:2020/09/30
ISBN:
978-4-7664-2697-7
 
(4-7664-2697-5)
Cコード:C3037
税込価格:4,180円
重度・重複障害教育におけるカリキュラム評価
――自立活動の課題とカリキュラム・マネジメント

目次

はじめに

 第T部  重度・重複障害教育の変遷からみえてくる課題

第1章 我が国における教育課程編成基準の変遷
――通常教育、特殊教育、特別支援教育において
 第1節 通常教育におけるカリキュラム研究の動向
 第2節 通常教育における教育課程編成基準の変遷
 第3節 特別支援教育の整備拡充の概要と特別支援教育への転換

第2章 重度・重複障害教育の実践上の課題
 第1節 重度・重複障害教育のカリキュラム構造と実践的課題
 第2節 重度・重複障害教育におけるカリキュラム研究の推移と課題

 第U部  教師・保護者を対象とした調査からみえてくる課題

第3章 「実施する・・カリキュラム」立案における指導の展望の期間と特性
――<調査1>カリキュラム立案教師へのアンケート調査から
 第1節 <調査1>カリキュラム立案教師を対象としたアンケート調査:特別支援学校(肢体不
 自由)
 第2節 <調査1>の結果
 第3節 指導を担う教師の実態と、「自立活動」の課題

第4章 「実施する・・カリキュラム」の立案を担う教師の不安と、学校組織の課題
――<調査2>経験年数の異なる重度・重複障害教育担当教師の面接調査から
 第1節 <調査2>経験年数の異なる教師を対象とした面接調査
 第2節 <調査2>の結果
 第3節 自立活動の指導を担う教師の経年的変化と学校組織の課題

第5章 「達成したカリキュラム」についての課題を保護者の評価から追究する
――<調査3・4>重度・重複障害の卒業生の保護者を対象とした調査から
 第1節 <調査3>卒業生の保護者を対象とした調査
 第2節 <調査4>保護者による「達成したカリキュラム」の評価
 第3節 保護者の評価からみえる、自立活動の課題

第6章 「実施する・・カリキュラム」の立案の背景と、「達成したカリキュラム」の評価
――<調査5>重度・重複障害の卒業生を当時担当した教師の追跡調査から
 第1節 <調査5>かつて指導を担当した教師を対象とした追跡調査
 第2節 <調査5>の結果
 第3節 自立活動のカリキュラム・マネジメントに不可欠な条件整備とは

 第V部  重度・重複障害教育における自立活動の課題解決にむけて

第7章 教員養成カリキュラムと現職研修の現状と課題
――自立活動の指導の力量形成を図る研修をめざして
 第1節 大学での教員養成の現状と今後の課題
 第2節 自立活動に関わる現職研修の現状と課題

第8章 自立活動のカリキュラム・マネジメント構築
 第1節 自立活動に関わる現職研修の体系化
 第2節 自立活動の理念とカリキュラム・マネジメントの構築のために

終章 総括と自立活動の展望
 第1節 保護者と教師による「達成したカリキュラム」の評価の背景
 第2節 「実施する・・カリキュラム」の立案を担う教師が描く指導の展望

おわりに

引用文献
索引
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