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目次
法体系の概念(第2版)
A5判/上製/308頁
初版年月日:1998/01/01
ISBN:
978-4-7664-0726-6
 
(4-7664-0726-1)
Cコード:C3032
税込価格:5,280円
法体系の概念(第2版)
法体系論序説

目次

T オースティンの法体系論
1 主権
2 存在の指標
3 同一性の指標
4 法体系の構造

U オースティンの理論:批判
1 主権の無制限性
2 人的服従について
3 主権の統一性
4 立法について
5 独立性について

V 規範理論の構成要素
1 規範的言明
2 規範の構成要素
  A 規範の構造に関するベンサムの説明
  B 規範の構造に関するケルゼンの立場
3 規範の存在
  A 派生的な創造条件
  B 派生的な消滅条件
  C 原初的な存在条件

W法の個別化について
1 個別化の問題
2 法の個別化へのケルゼンのアプローチ
3 ケルゼン対ベンサム−比較

X ケルゼンの法体系論
1 法体系の存在
2 同一性の指標
3 同一性の指標−根本規範の役割
4 同一性の指標−有効性の連鎖
5 法体系の構造
  A 個別化に関する二つの選択的原理
  B 一方の分類を他方の分類に投影することの可能性
  C 静態的原理の優越性
6 独立的規範について

Y 初規範の体系としての法体系
1 定言命令的規範
2 根本規範と動態的正当化
3 体系の構造とその体系に属する諸法の個別化
  A 制限的要件
  B 指導的要件
4 義務賦課法
5 権能付与法
  A 服従法に関する覚書き

Z 諸法の体系としての法体系
1 法の規範性にちて
2 許可について
3 権利を設定する法について
4 発生的構造および作用的構造
  A 強制的サンクションに関する覚書き

[ 法体系の同一性
1 非定時点的な法体系の同一性
2 定時点的な法体系の同一性とその所属資格
3 承認のルールについて
  A 法と紙に書かれた法との関係に関する覚書き

\ 法体系の存在について
1 実効性の原理について
2 幾つかの追加的な指摘

おわりに:源泉、規範性および個別化
1 源泉
2 個別化一般
3 機能付与的ルール
4 規範性
5 規範的言明
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