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目次
理性という狂気
四六判変型/並製/112頁
初版年月日:2020/03/31
ISBN:
978-4-7664-2669-4
 
(4-7664-2669-X)
Cコード:C0310
税込価格:770円
理性という狂気
G・バタイユから現代世界の倫理へ

目次

はじめに  私たちは「理性」を信頼してよいか

第一章 理性の鎖を解き放つために
 第一節 実存と社会の変革――上下の「逆転」のダイナミズム
 第二節 ファシズムとの対決と、その利用?
 第三節 「悲劇」の世界の再現を目指して――「社会学研究会」と「アセファル」

第二章 第二次世界大戦と「瞬間の倫理」
 第一節 世界大戦の経験と新たなニーチェ解釈
 第二節 広島の悲惨から「瞬間の倫理」へ
 第三節 来るべき破局の回避に向けて―「全般経済学」の視点

第三章 理性の暴走に備えよ
 第一節 出発点としてのバタイユ
 第二節 H・アーレント――「悪の陳腐さ」と合理性の追求
 第三節 J=P・デュピュイ――悪の自然化と倫理

 おわりに  「正しさ」を制御するために――温暖化とAIの時代の倫理

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