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目次
人生の半ば
A5変型判/上製/514頁
初版年月日:1999/11/25
ISBN:
978-4-7664-0778-5
 
(4-7664-0778-4)
Cコード:C0073
税込価格:4,400円
人生の半ば
音楽の開かれた地平へ

目次

はしがき

T 二十一世紀への眼差
二十一世紀を前に「真の前衛」を考え直す
コスモロジー―音楽にいま問われるもの

U 原風景
広大さ、みちのくの一つのプロフィール
前衛音楽故郷へかえる
作曲家のコスモロジー(対談 武田明倫、湯浅譲二)
ことばのパフォーマンス―水

V 実験工房
実験工房と瀧口修造
実験工房とメシアン―五〇年代からいまへ
実験工房のこと、そして若い作曲家への提言
 ―新しい音楽の世界を切り拓いたエネルギー(対談 河野保雄、湯浅譲二)

W 海外演奏記
ギリシャの空・パリの寺院
デルフィのための儀式―真夜中の太陽
「シーンズ・フロム・バショー」初演まで

X 人
批判的武満論
遮られない休息≠―追悼 武満徹
官能美生んだ豊穣な想像力―アルチザンとしての武満徹
谷川俊太郎と音楽
寿夫さんのこと
ケージと<籠>あるいは<檻>
一音成仏(対談 尾高忠明、湯浅譲二)

Y 音楽教育
未来をつくる総合音楽大学
遠い 《音学》 より身近な 《音》 を―現代音楽の教材化を考える
声をめぐっての授業
日米共通の閉鎖性―現代音楽教育の最先端から

Z 音楽とは何か
枠―現代音楽のフィールド
記号と私―視座の転回としての記号論
現代音楽の精神構造について
芸術におけるこころ
音響エネルギー運動体としての音楽
音楽・情報・コンピュータ
現代音楽と能
音楽のコスモロジーとテクノロジー
音楽と無意識―一作曲家のコスモロジーから

[ コスモロジーの反映として
音響としての声(聞き手=柿沼敏江)
劇場 この非劇場的なもの―エンヴァイラメンタル・メディアとして
時間性と私―作曲の現場から
芭蕉の音楽性―音響的メタ・メッセージ
日本の心と現代音楽

\ 自作品解説
内触覚的宇宙/プロジェクション・トポロジク/相即相入/ホワイト・ノイズによるイコン ほか全31作品

湯浅譲二 年譜・作品表
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