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目次
南方からの帰還
四六判/上製/272頁
初版年月日:2019/07/30
ISBN:
978-4-7664-2609-0
 
(4-7664-2609-6)
Cコード:C0021
税込価格:2,970円
南方からの帰還
日本軍兵士の抑留と復員

目次

序章――抑留・復員問題にどう向きあうか

第一章 ビルマ・タイ・マレー・シンガポールでの抑留と復員――イギリス軍管轄下
 はじめに――開戦から終戦へ/一 終戦と降伏/二 強制労働と戦犯裁判の開始/
 三 英軍側の復員計画 /四 一〇万名の現地残留への方向転換 /五 残留決定をめ
 ぐる英米対立/ 六 残留をめぐるマッカーサーと日本政府の英蘭批判/七 残留者の
 復員をめぐる英米対立/八 残留者の復員計画の進展/九 残留者の復員開始/
 一〇 残留者の復員完了/おわりに

第二章 インドネシアでの抑留と復員――オランダ軍管轄下
 はじめに――独立運動に翻弄されたオランダ/一 終戦と武装解除/二 抑留と強制労
 働 /三 戦犯裁判の恐怖/四 残留労働をめぐる英・蘭側の画策 /五 復員への道のり/
 おわりに――蘭印からの帰還の特徴

第三章 東部ニューギニア・豪北での抑留と復員――オーストラリア軍管轄下
 はじめに――平穏な終戦を迎えた第八方面軍/一 ラバウル、ニューギニアでの終戦/
 二 降伏調印から収容所へ /三 武装解除と抑留者の苦難 /四 戦犯裁判はじまる /
 五 帰還準備と復員完了へ /おわりに――豪北地区からの帰還の特色

第四章 フィリピンでの抑留と復員――アメリカ軍管轄下
 はじめに――開戦から終戦へ/一 終戦と米軍の対応/二 降伏への道 /三 武装解
 除へ/四 収容所生活と強制労働 /五 急がれた戦犯裁判 /六 帰還準備から復員完
 了へ /おわりに――フィリピンからの帰還の特異性

終章――双方向からとらえた抑留・復員・帰還
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