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目次
脱芸術/脱資本主義論
A5判/並製/264頁
初版年月日:2000/09/30
ISBN:
978-4-7664-0823-2
 
(4-7664-0823-3)
Cコード:C0070
税込価格:3,300円
脱芸術/脱資本主義論
来るべき〈幸福学〉のために

目次

はじめに――若い人たちへ
 1 「がんばる」という悪徳?
 2 資本主義は本当に終わるのか?
 3 超美学的文化のグローバリゼーション
 4 新たな〈幸福学〉へ

第一部 脱芸術/脱資本主義
 I 野村誠、ソロス、地域通貨――脱芸術/脱資本主義をめぐる三つのスケッチ
  1 『わいわい音頭』――野村誠と老人たちの愉快な「作曲」
  2 ジョージ・ソロスの「開かれた社会」――「超資本主義」の〈脱資本主義〉的運用?
  3 地域通貨の挑戦――複属・複業的社会に向けて

 II 来るべき〈幸福学〉へのノート――がんばらなくてもいい社会に向けて

 III 嶋田美子――「女」とは? 「日本」とは? 「アイデンティティ」とは?
  1 引き裂かれた「女」、そして関係の不均衡
   「従軍慰安婦」/「現代日本女性」
   マジック・ミラー――〈自己〉に幽閉する日本人
  2 千人針、あるいは日本的マゾヒズム
   「千人針」
   日本的マゾヒズム――〈母性〉と「永遠なる少年」
   日本の象徴系の両義性――サディズムへと豹変するマゾヒズム
  3 脱アイデンティティ的コミュニケーションへ
   『Sleeping with Your Enemy』――「日本人」の「女」であることの意味変容
   アイデンティティから脱アイデンティティへ

 IV 「死」の教室から「生」の教室へ――ボイスとシュタイナーの余白に

 V ダムタイプ――愛=交通としての身体へ
  1 現代の〈身体〉と二つの脅威
   「情報汚染」
   情報化によるエイズからの救済?
  2 情報化にさらされる/に抗する〈身体〉
   《036―Pleasure Life》 《Pleasure Life》
   《pH》
  3 《S/N》――脱芸術的実践へ
   パフォーマンス《S/N》――私は「OUT」している、ゆえに私はここにいる
   ARTとACTの狭間から

[インタビュー]ダムタイプとコラボレーション(古橋悌二/小山田徹/熊倉敬聡)

第二部 「芸術の死」から脱芸術へ
 I アドルノ、ブランショ、グリーンバーグ――批評におけるモダニズムというイデオロギー
  1 三人の批評家を比較する
  2 「近代芸術」の諸特徴
  3 モダニズム的芸術観の三つの問題点
  4 ブランショの転身

 II コラボレーションの脱資本主義的可能性について――ロシア・アヴァンギャルドを中心に
  1 コラボレーション=ポストモダン?
  2 社会主義思想におけるコラボレーション=共働の意味
  3 近代芸術の反資本主義性
  4 ロシア・アヴァンギャルドにおけるコラボレーション――労働vs芸術の止場に向けて
   コラボレーションの自由意志的「組織化」
   コラボレーションの脱資本主義的可能性

 III 大竹伸朗――失われた近代を求めて
  1 大竹の〈魅力〉の構造
  2 ノスタルジーとしての〈近代〉、あるいは「東京」の悪魔祓い

 IV IDEAL COPY
  1 「シミュレーショニズム」の彼方へ
   「シミュレーショニズム」の限界
   システム・制度のexhibition
  2 脱資本主義的芸術に向けて
   芸術の三つの死、あるいは第四の道?
   トランス・メディア・ワーク
   Channel:FACE OF 10 ARTISTS あるいは脱走できなかった写真
   Channel:OPEN あるいは「伝染」するIC
   Ch:Public Subscription――リゾームあるいは「開かれた連」
   脱資本主義的芸術へ?

おわりに――初出ならびに謝辞
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