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目次
多文化「共創」社会入門
A5判/並製/218頁
初版年月日:2016/10/31
ISBN:
978-4-7664-2371-6
 
(4-7664-2371-2)
Cコード:C0036
税込価格:2,420円
多文化「共創」社会入門
移民・難民とともに暮らし、互いに学ぶ社会へ

目次

まえがき   川村 千鶴子

 第1部 移民・難民理解へのアプローチ

第1章 学びの多様性と多文化共創能力
―― 親密圏と社会統合政策   川村 千鶴子
  はじめに
 1 フォーマルな学びとノンフォーマルな学び
 2 親密圏と統計資料には見えない数値
 3 難民とともに生きる――人道危機と国際社会を学ぶ
 4 日本人の多様性――海外帰国子女から学ぶ
 5 人の異なりと多重知能理論
 6 生涯を通して学び合う ―― ライフサイクルの視座
  おわりに

第2章 多文化と医療
―― 性と生殖を守るために   五十嵐 ゆかり
  はじめに
 1 医療現場における課題
 2 課題の解決のために、あなたは何ができるか
 3 リプロダクティブヘルス・ライツとは
  おわりに

第3章 家族の変化を知る
―― 多文化な家族と地域社会   渡辺 幸倫
  はじめに
 1 日本在住の国際結婚家庭の状況
 2 中国や韓国に住む日本人の父親のケース
  おわりに

第4章 多文化共生の担い手を育てる
―― 群馬県大泉町での日本語教育   齋藤 俊輔
  はじめに ―― 多文化社会における日本語教育の重要性
 1 大泉町におけるブラジル人コミュニティ
 2 大泉町における日本語教育
  おわりに

 第2部 多文化共創まちづくりへの基礎知識

第5章 エスニック・コミュニティと行政の役割
―― 外国籍住民が「主体」になるために   長谷部 美佳
  はじめに
 1 日本のエスニック・コミュニティの現状
 2 エスニック・コミュニティの役割と限界
 3 エスニック・コミュニティと行政の連携
 4 エスニック・コミュニティと地域、市民団体との連携
 5 外国籍住民――支援対象から地域の主体へ
  おわりに

第6章 企業が取り組む多文化共創
―― CSRとダイバーシティ・マネジメント   郭 潔蓉
  はじめに
 1 グローバル化と企業組織の多国籍展開
 2 外国人雇用の傾向と課題
 3 「ダイバーシティ・マネジメント」とは
  おわりに

第7章 日本の移民・難民政策   藤巻 秀樹
  はじめに
 1 移民政策不在の日本
 2 社会統合への模索
 3 難民鎖国ニッポン
 4 グローバル人材を求めて
  おわりに

第8章 エスニシティの形成と創造
―― マジョリティ・マイノリティ関係の動態   川野 幸男
  はじめに
 1 マジョリティとは何か ―― 喪失と忘却の共同体
 2 エスニシティの形成 ―― 国家とマジョリティの役割
 3 マイノリティを引き受けること ―― 創造するエスニシティ
 4 マジョリティの観点 ―― 加害や犠牲の事実に真摯に向き合う
  おわりに

第9章 外国人の市民権とは
―― グローバル市民への視点   錦田 愛子
  はじめに ―― 人はなぜ移動するのか
 1 人を守る仕組みとしての市民権
 2 国籍の取得をめぐって
 3 市民となるための葛藤
 4 多文化社会をめぐる課題
  おわりに

 第3部 人の移動から世界を読み解く

第10章 現代世界の人の移動
―― 複合する危機と多様な人々   小泉 康一
  はじめに
 1 危機の時代
 2 難民/移民の区分に合わない人々
 3 高くなる国境の壁と密輸業の隆盛
 4 出口が見えない解決への道筋
  おわりに

第11章 人はどう動いてきたのか
―― 世界の変化と人の移動   池田 丈佑
  はじめに ―― 「ホモ・モーベンス」としての人間
 1 自然環境と移動
 2 宗教と移動
 3 迫害と移動
 4 移動と主権・国家
  おわりに

第12章 世界は人々をどのように守ってきたのか
―― ルール・組織と活動・恒久的解決   上野 友也
  はじめに
 1 難民を守るためのルール
 2 難民を守るための組織と活動
 3 難民の問題を解決するためには
  おわりに

第13章 私はどこに属しているの?
―― 無国籍に対する国際的取り組み   新垣 修
  はじめに
 1 無国籍者の地位に関する条約
 2 無国籍の削減に関する条約
 3 UNHCRの役割と活動
  おわりに

 第4部 21世紀をグローバルに考える

第14章 途上国では、いま何がおきているのか
―― ソマリアの事例から   杉木 明子
  はじめに
 1 ソマリ社会とソマリアにおける紛争
 2 ソマリアにおける国内避難民問題
 3 ケニアにおけるソマリア難民の状況
  おわりに

第15章 難民流入に対するEUの移民・難民政策   久保山 亮
  はじめに
 1 移民・難民政策の「共同体化」はどこまで進んだか
 2 EUと難民 ―― 「要塞ヨーロッパ」の高い壁
  おわりに

第16章 国境を越える民、国家を超える人権
―― 移民・難民の人権保護と国際人権法   藤本 俊明
  はじめに
 1 人権保護としての移民・難民の保護
 2 国際人権法における移民・難民の人権
 3 日本における移民・難民の人権保護
  おわりに

第17章 難民の定住と心的トラウマの影響   森谷 康文
  はじめに
 1 定住に先立つ体験
 2 難民の体験が与える定住生活への影響
 3 日本における難民の定住支援の課題
  おわりに

第18章 移民・難民への見方を問い直す
――新しい人道主義≠超えて   小泉 康一
  はじめに
 1 難民は各自違う
 2 人道≠ニいう言葉の危うさ
 3 模範的な人道主義≠ニ政治的な人道主義
  おわりに


あとがき   小泉 康一
資 料
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