新しい消費者教育
これからの消費生活を考える

序 新しい消費者教育の推進に向けて Column 1 いのちを消費する者の責任を考える
第T部 消費者教育の意義 1章 消費者教育とは ―― 理念と目的 1. 消費者教育の理念 / 2. 消費者教育の目的 2章 消費者教育の歴史と体系 1. 消費者教育の生成 / 2. 消費者教育の歴史 / 3. 消費者教育の体系
Column 2 「エシカルファッション」が世界を変える
第U部 消費者問題の展開とその対応 3章 経済社会の発展と消費者問題の発生 1. 人間の欲望と技術 / 2. 経済社会の発展 / 3. 消費者問題の発生 / 4. 消費者団体 による消費者運動 / 5. 主な消費者問題の歴史 / 6. 消費者問題の解決 4章 消費者政策の展開 1. 消費者政策の発達 / 2. 消費者政策の展開 / 3. 新しい政策 ―― 消費者被害の拡 大防止と被害救済に関する新制度 / 4. 企業の消費者対応 5章 国・地方の消費者行政 1. 消費者行政の必要性 / 2. 国による消費者行政の推進 / 3. 地方消費者行政の推 進 / 4. 消費生活センター / 5. 独立行政法人国民生活センター / 6. 消費生活相談を つなぐPIO-NET / 7. 行政における商品テストの役割
Column 3 スポーツを通して考える消費者の責任
第V部 消費者教育の重点領域 6章 商品の安全性 1. 消費者と安全性 / 2. 安全性確保のための法制度 / 3. 被害救済のための法制度 / 4. まとめ ―― 消費者自身が考えるべきこと 7章 契約と消費者トラブル 1. 消費者と契約 / 2. 悪質商法 / 3. 特定商取引法と特殊販売規制 / 4. 消費者契約 法と消費者契約 / 5. 割賦販売法と割賦販売規制 8章 生活設計 1. 生きるために必要なお金 / 2. 人生とお金 / 3. 金融の自由化が家計に与えた影 響 / 4. 金融商品を理解するための基礎知識 / 5. 金融トラブルから身を守るために / 6. 人生のセーフティネット 9章 消費者信用 1. キャッシュレス社会の進展と消費者信用取引の拡大 / 2. クレジットカード / 3. 消費 者金融 / 4. 関連法 / 5. 多重債務と多重債務問題の解決法 10章 情報化社会と消費者 1. 情報化社会の功と罪 / 2. 情報の活用と問題点 / 3. 通信・情報にかかわる消費者ト ラブル対応 / 4. 情報社会における消費者の自立
Column 4 グリーンウォッシュ
第W部 各ライフステージにおける消費者教育 11章 幼児期・小学生期 1. 子どもへの消費者教育 / 2. 「幼年期」の目標と教材例 / 3. 「小学生期」における消 費者教育 / 4. 家庭化における消費者教育 / 5. 「小学生期」の教材の紹介 12章 中学生期・高校生期 1. 中学生期・高校生期における消費者教育 / 2. 社会科・公民科における消費者教育 / 3. 技術科・情報科における消費者教育 / 4. 家庭科における消費者教育 / 5. 授業実践 例 13章 成人期(若者・成人一般・高齢者) 1. 成人期における消費者教育 / 2. 成人期と消費者問題 / 3. 多発する消費者トラブル の事例 / 4. 消費者教育の教材紹介
Column 5 アジア初のフェアトレードタウンとなった熊本市
第X部 消費者市民社会の構築に向けて 14章 消費者市民社会の構築に向けて 1. 消費者市民教育 / 2. 権利から責任へ / 3. 消費者市民概念の共有 / 4. 被害者か ら積極的な利害関係者へ / 5. 責任ある生活スタイルへ(今後の消費者教育) / 6. 他者 の状況の考慮 / 7. おわりに
Column 6 紛争鉱物と消費者の選択
資料 @ 消費者教育の体系イメージマップ A 消費者教育の推進に関する法律 B 消費者教育の推進に関する基本的な方針(抜粋) C 学習指導要領(抜粋) D クーリング・オフ制度の知識
索 引
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