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目次
価値創造の健康情報プラットフォーム
A5判/上製/256頁
初版年月日:2016/11/25
ISBN:
978-4-7664-2240-5
 
(4-7664-2240-6)
Cコード:C3047
税込価格:3,300円
価値創造の健康情報プラットフォーム
医療データの活用と未来

目次

序章 ライフクラウドの時代がやってきた(村井 純)
 1. 理想の未来社会を創造するために
 2. インターネット前提社会
 3. 情報技術による価値創造
 4. 人の一生を軸にした仕組みをつくる
 5. 理想の共有から始まる開発
 6.. 本書の構成
 7. おわりに

第1章 「健康情報プラットフォーム」が生み出す価値(秋山美紀)
 1. はじめに ── 「健康情報プラットフォーム」とは何か
 2. 「プラットフォーム」がなぜ重要なのか?
 3. 設計の際に考慮すべきこと
 4. 健康という価値創造のために
 5. 成熟社会の健康とパラダイムシフト
 6. 用語の定義

第2章 健康情報をめぐる海外の動向と政策・ガバナンスの課題(内山映子)
 1. ヘルスケア分野の情報化の変遷
 2. ICTの普及がもたらす新たな価値と課題
 3. EHR、PHRをめぐる海外の動向
 4. 日本におけるEHR、PHRに向けた取り組み
 5. 持続可能な健康情報プラットフォームのガバナンス
 6. おわりに

第3章 プラットフォーム設計の思想(中澤 仁)
 1. 健康情報システム
 2. ユースケース
 3. リスクとディペンダビリティ
 4. 設計の思想
 5. 今後の展開

第4章 ステークホルダーの役割とインセンティブの設計(本田由佳・當仲 香)
 1. はじめに
 2. 行政のイニシアチブと産学官連携 ── 神奈川県の取り組み
 3. 神奈川県「電子お薬手帳」から始まる「ライフクラウド」の取り組み
 4. 生まれるときからの健康情報管理を支える
 5. ステークホルダーの役割とインセンティブの設計
 6. まとめ

第5章 あなたの健康を支える情報とプラットフォーム(當仲 香)
 1. なぜ個人に健康情報は利活用されないのか
 2. 人に受け入れられるプラットフォームとは
 3. 健康情報プラットフォームの目的地「健康」と「QOL」

第6章 地域包括ケアとプラットフォーム(秋山美紀)
 1. 「地域包括ケア」を「プラットフォーム」として捉える
 2. 在宅医療連携拠点というプラットフォーム
 3. モデルケース
 4. 情報共有の道具としてのITシステム
 5. プラットフォーム的な機能の考察
 6. 今後の展望

第7章 医療・健康分野におけるパーソナルデータの利活用促進のための新たな法的枠組み(新保史生)
 1. 法改正の概要
 2. 個人情報保護法の改正理由
 3. 改正個人情報保護法の内容
 4. 医療分野における匿名加工情報の取扱い
 5. 保有個人データの開示等
 6. 個人情報が研究に活用される場合の取扱い
 7. 医療等分野におけるパーソナルデータの活用に向けて

第8章 健康情報プラットフォームの未来(村井 純・秋山美紀・中澤 仁・當仲 香・新保史生・本田由佳)


 索引
 資料
 監修者・編著者紹介


コラム Column
神奈川マイカルテのあちら側とこちら側 / 神奈川マイカルテの民間企業による運営 / 『ルナルナ』シリーズの女性ヘルスケアビジネスからのデータの利活用 / 健康診断データの一元管理の課題 / 学生健康診断情報の書類発行と結果閲覧 / データヘルス計画(厚生労働省) / 個々のヘルスリテラシーを高めるには / トランスセオレティカルモデルを応用した行動変容を促すための禁煙支援 / “共有(share)”が行動変容を促す / 「いきいき百歳体操」 / 故人情報保護の必要性

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