グローバルコミュニケーションのための英語学概論

はじめに
第1章 英語と英語学の背景 1-1 2つの「英語学」 1-2 本書の特徴 1-3 「説明の学問」としての英語学、言語学 1-4 本書の概要 参考文献・練習問題
第2章 英語の変遷 2-1 インド・ヨーロッパ祖語の「発見」と英語の歴史区分 2-2 古英語 2-3 中英語 2-4 近代英語 2-5 初期近代英語 2-6 後期近代英語 2-7 現代英語 参考文献・練習問題
第3章 英語の多様化とグローバル化 ―― 世界の英語、国際語としての英語、グローバル英語、そして日本の英語 3-1 世界の英語、世界の英語事情 3-2 国際語としての英語 3-3 グローバル英語(グローバル・テクスト) 3-4 日本における英語 参考文献・練習問題
第4章 現代英語学・言語学の潮流 4-1 20世紀の言語学大三角形 4-2 2つの恣意性 4-3 「チョムスキー革命」 ―― 生成文法 4-4 認知言語学の誕生 4-5 20世紀の言語学大三角形の点と辺 4-6 言語学大三角形からの展開 参考文献・練習問題
第5章 英語の音声 5-1 音声言語の利点 5-2 英語音声学と音韻論 5-3 音韻論 参考文献・練習問題
第6章 英語の語彙(形態論) 6-1 形態論とは何か 6-2 形態素の分類 6-3 形態素による語形成 6-4 形態素による語の分類 6-5 形態素の生産性と語形成 参考文献・練習問題
第7章 英語の文法(統語論) 7-1 統語論とは 7-2 文の構造 7-3 文法カテゴリー 参考文献・練習問題
第8章 英語の意味(意味論) 8-1 「意味」とは何か 8-2 「意味」の種類 参考文献・練習問題
第9章 指示の語用論 9-1 ダイクシスとは 9-2 ダイクシスと「人」 9-3 2人称代名詞の言語と文化 参考文献・練習問題
第10章 コミュニケーションの語用論 10-1 会話の含意 ―― 協調の原理 10-2 言語行為論 10-3 グローバル・コミュニケーションから見た語用論の問題 参考文献・練習問題
第11章 ポライトネス 11-1 ポライトネス研究とは 11-2 ブラウンとレヴィンソンの面目モデル 参考文献・練習問題
第12章 相互行為の社会言語学 12-1 コンテクスト化の合図 12-2 コンテクスト観の革新 12-3 解釈的アプローチ 12-4 コミュニケーションの多層性 12-5 非指示的指標性 12-6 相互行為の社会言語学からグローバル・コミュニケーションの言語学へ 参考文献・練習問題
第13章 談話分析 13-1 談話分析の2つの流れ 13-2 会話分析 参考文献・練習問題
第14章 社会言語学 14-1 ソシュールのパラドクス 14-2 ミクロ社会言語学 14-3 グローバルとローカルな英語の多様性 14-4 そのほかの社会言語学的諸事象 参考文献・練習問題
索引
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