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入門 科学哲学
A5判/並製/336頁
初版年月日:2013/11/30
ISBN:
978-4-7664-2102-6
 
(4-7664-2102-7)
Cコード:C3010
税込価格:3,300円
入門 科学哲学
論文とディスカッション

目次

序 章
科学哲学を学ぶために   西脇与作
 1. 哲学が問題にしてきた事柄を科学の観点から見返すと…… :
   あるいは、20世紀以前の哲学を科学哲学的に見直すと
 2. 20世紀初頭の科学的な哲学の動向はどうだったのか…… :
   現在から振り返ってみれば
 3. 現在の科学哲学にはどのような分野があり、その現状は…… :
   科学哲学の現在
 4. 各論文の内容について:それぞれの主張と特徴は何か
 5 .各論文を読みこなし、科学哲学の将来を見据えよう
 6. 参考文献について:科学哲学を学ぶために必要なのは


 第一部 経験と知識の哲学


第一章 色や音は世界のなかにあるのか   源河 亨
 1. はじめに
 2. 客観主義
 3. 主観主義
 4. 主観主義の問題
 5. 知覚の表象説
 6. 物理主義の検討
 7. おわりに

 ◇ ディスカッション1
 知覚対象の存在論   
 源河 亨×田中泉吏×西脇与作

第二章 経験的知識とはどのようなものか   
―合理的非合理性から見た科学的知識と知覚的知識―   古賀聖人
 1. はじめに
 2. 経験的知識の源:科学と知覚
 3. 認識論の経済学化
 4. 経験的知識のプラグマティズム
 5. 結び

 ◇ ディスカッション2   
 知識というもののあり方をめぐって
 古賀聖人×石田知子×西脇与作

 
 第二部 生物学の哲学


第三章 有機体とは何か
―生物学における存在論―   田中泉吏
 1. 有機体をめぐる問い
 2. さまざまな有機体概念
 3. 微生物と有機体概念
 4. 生物学と存在論
 5. 有機体の進化
 6. 生物学における存在論
 
 ◇ ディスカッション3   
 生物学の存在論を問い直す
 田中泉吏×源河 亨×西脇与作

第四章 遺伝情報を考える   石田知子
 1. 導入
 2. 分子遺伝学基礎知識
 3. 遺伝情報概念の分析
 4. 遺伝情報概念の役割
 5. 結論

 ◇ ディスカッション4   
 遺伝情報をめぐる諸問題
 石田知子×古賀聖人×西脇与作

第五章 進化論は生物の変化をどのように説明するのか   森元良太
 1. はじめに
 2. 進化論の因果的解釈
 3. 進化論の統計的解釈
 4. 進化論に因果概念は必要なのか
 5. おわりに

 ◇ ディスカッション5   
 力の理論と進化論
 森元良太×杉尾 一×西脇与作

 
 第三部 物理学の哲学


第六章 物理学の認識論的転回を目指して   杉尾 一
 1. はじめに
 2. 古典論
 3. 量子論
 4. 新たな量子測定
 5. まとめ
 
 ◇ ディスカッション6   
 存在論から認識論へ
 杉尾一×森元良太×西脇与作

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