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目次
池田政権と高度成長期の日本外交
A5判/上製/256頁
初版年月日:2013/10/31
ISBN:
978-4-7664-2069-2
 
(4-7664-2069-1)
Cコード:C3031
税込価格:4,620円
池田政権と高度成長期の日本外交

目次

序章 池田政権と高度成長期の日本外交
 第一節 池田外交とは何であったか
  (一)戦後政治外交史研究における池田政権期の重要性 / (二)池田外交研究の構図
 第二節 政治と経済、内政と外交の連関――本書の視角
  (一)対「自由陣営」外交という視点 / (二)内政と外交、政治と経済の構造的連関
 第三節 構成と各章の課題

第一章 安保闘争とその余波――池田政権成立前夜
 第一節 岸信介政権と安保闘争への序曲
  (一)岸信介と安保改定 / (二)警職法改正と反対運動 / (三)「警職法」から「安保」へ
 第二節 アイゼンハワー訪日中止と国際的信用の失墜
  (一)ハガティ事件 / (二)六・一五事件とアイク訪日中止 / (三)アイク訪日中止の余波
 第三節 国内冷戦と国際冷戦の交錯する場としての安保闘争
  (一)安保闘争と中国・ソ連 / (二)米国の見た安保闘争 / (三)国内冷戦と国際冷戦
  の交錯

第二章 池田政権の外交課題――「自由陣営の一員」の確立
 第一節 池田政権の成立
  (一)池田自民党総裁の誕生 / (二)池田政権の発足と「チェンジ・オブ・ペース」
 第二節 所得倍増計画と内政・外交
  (一)国民所得倍増計画 / (二)所得倍増計画と外交
 第三節 池田政権の外交課題としての「自由陣営の一員」の確立
  (一)米国および欧州諸国との経済関係 / (二)自由陣営からの信用の回復 /
  (三)池田政権の外交課題としての「自由陣営の一員」の確立

第三章 対米関係の修復から緊密化へ――日米貿易経済合同委員会の設置を中心に
 第一節 日米関係の再調整――ケネディ=ライシャワー路線
  (一)対日政策の再検討 / (二)小坂外相の訪米/ (三)知日派大使ライシャワー
 第二節 池田訪米と日米貿易経済合同委員会の設置
  (一)米国からの提案――日本を自由陣営につなぎとめるために / (二)日本の対応――
  対米関係の緊密化=国際的地位の向上 / (三)池田首相の米国訪問と合同委員会設置
  の決定 / (四)日米安保条約第二条との関係――同盟関係の脱軍事的強化
 第三節 第一回日米貿易経済合同委員会の開催と対米関係の「適度な緊密化」の模索
  (一)「ドル防衛政策」対「所得倍増計画」の構図 / (二)第一回合同委員会の準備過程
   ――「懸案処理」と「楽しい会合」の両立 / (三)第一回合同委員会の開催 /
  (四)日米関係の「適度な緊密化」と日米「イコール・パートナーシップ」の実像

第四章 欧州への接近――「経済関係の正常化」を求めて
 第一節 池田政権と欧州
 第二節 小坂外相の訪欧――「経済関係の正常化」と「自由陣営の一員」
  (一)「経済関係の正常化」をめざして / (二)中国国連代表権問題 / (三)「経済関係の
  正常化」と「自由陣営の一員」
 第三節 池田首相の訪欧――日米欧「三つの柱」論再考
  (一)大平外相の「地ならし」訪欧 / (二)池田首相の欧州訪問 / (三)日米欧「三本の柱」
  論再考

第五章 「先進国クラブ」への道程――OECD加盟の外交過程
 第一節 「自由陣営」の国際機構としてのOECD
  (一)OECDの発足 / (二)取り残される日本
 第二節 池田政権の「悲願」としてのOECD加盟――加盟の動機
  (一)「先進国のサロン」へ――池田首相の大国願望 / (二)自由陣営との結びつきの多
  角化と強化 / (三)欧州市場への接近 / (四)経済政策協調への参加――取り残される
  不安 / (五)経済的かつ政治的利益の同時追求
 第三節 加盟工作の展開
  (一)基本的な前提 / (二)部分的参加への努力 / (三)首脳外交
 第四節 開かれたOECDの扉
  (一)池田首相訪欧と各国の支持 / (二)加速する加盟への動き / (三)日本招請へ
 第五節 OECD加盟の意味

終章 池田外交の構図――経済成長、国内安定、国際的地位の向上

 主要参考文献
 あとがき
 索 引
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