20世紀ダンス史

序章 第一章 ニュー・ダンス アメリカの開拓者たち 1900-1940年 ヴァードヴィルとエクストラバガンザ / ロイ・フラー / イザドラ・ダンカン / ルース・セント・デニス / デニショーン / モード・アラン
第二章 バレエにおける実験 ディアギレフ、フォーキン、そしてロシアの遺産 1900-1930年代 プティパ時代の終わり / ミハイル・フォーキン / ワツラフ・ニジンスキー / レオニード・マシーン / ブロニスラヴァ・ニジンスカ / バランシン / バレエ・スエドワ / 後期バレエ・リュスの世界的影響力
第三章 モダニズムの出現 表現主義舞踊(アウスドルツクスタンツ) 1910-1945年 ルドルフ・ラバン / マリー・ヴィグマン / シュレンマーとバウハウス / ソロのダンサーたち / ハラルト・クロイツベルク / クルト・ヨース / 表現主義舞踊とナチス
第四章 バレエのアメリカ上陸 1900-1940年代 初期の移住者たち / パヴロワとモルドキン / ディアギレフのバレエ・リュス / アドルフ・ボルム / アメリカでのフォーキン / ふたつのバレエ・リュスとヒューロック / ド・バジル大佐 / セルゲイ・デナム / アメリカ風の主題への関心 / カースティンの貢献
第五章 デニショーン後のアメリカ モダン・ダンスの英雄時代 1920-1940年代 マーティンの役割 / マーサ・グレアム / ドリス・ハンフリー / チャールズ・ワイドマン / ハンニャ・ホルム / ヘレン・タミリス / 政治との関わり / ベニントン・サマー・ダンス・プログラム
第六章 ヨーロッパのバレエ 国家的伝統の興隆 1900-1960年代 西の追放ロシア人たち / イギリス / ランベール、そしてアシュトン / 初期のチューダー / ド・ヴァロワ、そして、アシュトン / 戦時下のバレエ団 / アシュトンの時代 / ジョン・クランコ / ケネス・マクミラン / フランス / セルジュ・リファール / コフノとプティ / デンマーク / ハラルド・ランダー / 他のヨーロッパ諸国
第七章 かけ離れた世界 ロシアとソヴィエト連邦におけるダンス 1900-1960年代 モスクワの改革 / ロシア革命 / 一九二〇年代の実験 / フョードル・ロプホフ / カシヤン・ゴレイゾフスキー / バランシン / 社会主義リアリズム / ドラマバレエ / ソヴィエトのバレリーナたち / 限定的な雪融け
第八章 アメリカ・バレエの円熟 1935-1965年 アメリカのバランシン / アメリカン・バレエ・シアター / アメリカのバレエ・リュス / バレエ・ソサエティ / ニューヨーク・シティ・バレエ / ロビンズのバレエUSA / バランシンの実験 / フォード財団の助成 / 初期のジョフリー
第九章 モダン・ダンス 第二世代 1935-1980年代 ソコロウからラングまで / キングとシアラー / ホセ・リモン / レスター・ホートン / 黒人によるモダン・ダンス / アルヴィン・エイリー
第一〇章 分裂と転移 モダン・ダンスの再解釈 1940年代-2000年 マース・カニンガム / エリック・ホーキンズ / ニコライとルイス / ポール・テイラー / ウォーリングとチャーリップ
第一一章 境界を越えて ポストモダニズム 1960-1980年 先駆者たち / ロバート・ダン / ジャドソン教会 / 新しい空間 / イヴォンヌ・レイナー / スティーブ・パクストン / トリシャ・ブラウンとデイヴィッド・ゴードン / メレディス・モンク / ルシンダ・チャイルズ / 初期のサープ
第一二章 国際的広がり 領域の融合 1950-2000年 ヨーロッパのモダニズム / モーリス・ベジャール / オランダ / ドイツ / イギリス / フランス / デンマーク / アメリカ / トワイラ・サープ
第一三章 バレエの繁栄 1960-1990年代 ダンス・ブーム / 政府と芸術 / ルドルフ・ヌレエフ / ナタリア・マカロワ / ミハイル・バリシニコフ / フル・イヴニングの古典作品の再評価 / ジョン・クランコ / ケネス・マクミラン / ジョージ・バランシンの支配
第一四章 バレエ全盛期 1960年代-2000年 ニューヨーク・シティ・バレエ / アメリカン・バレエ・シアター / その他のアメリカの巡業カンパニー / ハーレム・ダンス・シアター / ハークネス・バレエ / トロカデロ・デ・モンテカルロ / アメリカにおける地方バレエ / カナダ / イギリス / フランス / ドイツ / ソヴィエト連邦と新しいロシア / その他のヨーロッパ諸国
第一五章 後期モダニズム 多元論とスタイルの優位 1960年代-2000年 グローバルな視点「ニュー・ポストモダニズム」 / アメリカ / ロバート・ウィルソン / ピロボラス / 日本人振付家 / ビル・T・ジョーンズとアーニー・ゼイン
第一六章 アメリカにおけるミュージカル劇場 1900-2000年 初期のミュージカル / ジョージ・M・コーハン / フローレンツ・ジーグフェルド / 黒人のミュージカル / ミュージカル黄金時代 / バランシンのミュージカル / ロジャーズとハマースタイン / ジャック・コール / ジェローム・ロビンズ / ボブ・フォッシー / チャンピオンとベネット / タップ・ダンスの再燃 / 再演の流行
第一七章 映画のなかのダンス 1900-2000年 サイレント映画 / トーキー映画 / バスビー・バークレイ / フレッド・アステア / ハリウッド・ミュージカルの黄金時代 / ブロードウェイのショー映画 / スタジオ・システム / バレエ映画
原註 訳者後記 作品名索引 人名・カンパニー名索引
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