感情資本主義に生まれて
―感情と身体の新たな地平を模索する
0 はじめに―エロティック資本の媚態?
1 資本主義に生きること 1−1 資本主義の今 1−2 資本主義の身体―「触る」から「見る」へ
2 感情労働者であること 2−1 1960年代―感情社会学の背景 2−2 感情規則と感情労働 2−3 ホステスと教授 2−4 感情労働と身体
3 エモーション・コンシャスな社会の成立 3−1 感情管理の歴史的な成立―文明化 3−2 明るい感情労働/暗い感情労働―インフォーマル化 3−3 デザインされる感情―マックとマック
4 煽られる自己 4−1 自己啓発への誘惑 4−2 セラピーカルチャーの隆盛 4−3 自己実現という陥穽
5 感情資本主義 5−1 感情資本と社会的再生産 5−2 脱産業化と労働力 5−3 感情と資本主義 5−4 自己・労働・疎外
6 身体性と感情公共性―脱感情資本主義の実践(実戦)へ 6−1 感情公共性と当事者主義―脱感情資本主義の実戦@ 6−2 パフォーマティブ社会学の構想―脱感情資本主義の実戦A
7 おわりに
文献案内
謝辞というあとがき
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