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恋するフランス文学
四六判/並製/276頁
初版年月日:2012/10/31
ISBN:
978-4-7664-1990-0
 
(4-7664-1990-1)
Cコード:C0098
税込価格:3,520円
恋するフランス文学

目次

まえがき

第1章 カルチエ・ラタンの恋
     フロベールの一通の手紙/大学と学生の実態/グリゼットの肖像/学生とグリ
     ゼット/グリゼットの恋の文学的表象/永遠のグリゼット神話

第2章 ボヘミアンと女たち
     ボヘミアンという社会現象/バルザックの見解/ミュルジェール『ボヘミアンの生
     活情景』/かりそめの恋/ボヘミアンから市民としての芸術家へ/女嫌いの文
     学/芸術と愛の二律背反/独身者は社会の脅威である

第3章 恋する娼婦
     ヒロインとしての娼婦/愛による救済/堕落から立ち直った天使/『椿姫』あるい
     は娼婦の贖罪/愛の殉教者/戯曲版における変更/デュマ・フィスの娼婦観

第4章 ロレットから宿命の女へ
     ロレットの出現/ロレットの生理学/グリゼットからロレットへ/フロベール『感情
     教育』/ロザネットの身体/束の間の蜜月/第三共和制下の売春をめぐる論争/
     自然主義小説の娼婦/性と祭壇/ナナの愛と死

第5章 不倫の恋の物語
     不倫という名の情熱/『クレーヴの奥方』と『危険な関係』/ブルジョワ社会と人妻/
     十九世紀フランスにおける女子教育と修道院/エンマの夢想/結婚に対する異議
     申し立て/バルザックの忠告/歓びと哀しみと/悲劇から日常性へ

第6章 第三の性 同性愛者たちの物語
     同性愛の位置づけ/『人間喜劇』の同性愛者たち/パキタの受難/両性具有ある
     いは倒錯の魅惑/欲望する女と苦悩する男/呪われた女たち/性科学の言説/
     『ソドムとゴモラ』/静かな愛の輪舞/ジッドとアフリカの誘惑

第7章 近親愛というタブー
     絶対的なタブー/宿命としての近親相姦/父と娘の物語/義母と息子の危うさ/
     兄弟姉妹という複雑な関係/アメリーの罪深い情念/『恐るべき子供たち』ある
     いは死に至る愛/高貴と汚辱のはざまで

あとがき
参考文献
人名・作品名索引
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