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井筒俊彦とイスラーム
四六判/上製/464頁
初版年月日:2012/10/31
ISBN:
978-4-7664-1969-6
 
(4-7664-1969-3)
Cコード:C3010
税込価格:5,500円
井筒俊彦とイスラーム
― 回想と書評

目次

序――イスラーム学事始めの頃の井筒俊彦  坂本勉

 第1部 回想の井筒俊彦

多元的文化への偏見のない関心――井筒俊彦を引き継ぐために  
 黒田壽郎(インタビュアー:湯川武)
鎌倉、軽井沢、テヘラン  
 岩見隆(インタビュアー:高田康一+尾崎貴久子)
共生の思想を模索する  
 松本耿郎(インタビュアー:野元晋)
井筒俊彦の知を求める旅――モントリオール、エラノス会議、そしてテヘラン  
 ヘルマン・ランドルト(インタビュアー・翻訳:野元晋)
井筒俊彦の本質直観  
 鈴木孝夫(インタビュアー:松原秀一)

 第2部 私の一冊

アラビア語入門』――「井筒言語学」の曙光   
 大河原知樹
イスラーム生誕』――ムハンマド伝をめぐって  
 後藤明
コーランコーランを読む』――コトバの深奥へ   
 大川玲子
意味の構造』――意味論的分析によるクルアーン読解   
 牧野信也
イスラーム文化』――雄弁な啓蒙と呑み込まれた言葉   
 長谷部史彦
イスラーム思想史』――沙漠の思想か共生の思想か   
 塩尻和子
イスラーム哲学の原像』――神秘主義と哲学の融合、そして「東洋」をめぐって   
 野元晋
存在認識の道』――井筒東洋哲学を支えるもの   
 鎌田繁
ルーミー語録』――その意義をめぐって   
 藤井守男
ロシア的人間』――全一的双面性の洞見者   
 谷寿美
超越のことば』――自我滅却の哲学のゆくえ   
 市川裕
神秘哲学意識と本質』――二つの主著   
 若松英輔

あとがき(松原秀一)
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