12・13世紀 1066年―1280年頃

日本語版に寄せて(ポール・ラングフォード) 監修者序文(ポール・ラングフォード) 日本語版監修者序文(鶴島博和) 謝辞 凡例 図版一覧 地図一覧
序 論 バーバラ・ハーヴェー 対象とする時代/ブリテン諸島の住民/自然環境/地勢、土壌、そして土地の利用/ 森林地と荒蕪地/商交易/コミュニケーション
第一章 征服と植民定住 ロビン・フレイム 征服に参加した人びととその原動力/植民定住と諸制度/土地固有のエリート層の命運
第二章 1160年頃までの王権、統治、そして政治生活 デイヴィッド・ベイツ 王権/統治/政治
第三章 社会の結びつきと経済の変容 リチャード・ブリットネル 領主支配権 1100年/領主支配権 1100〜1280年/共同体 1100年/ 共同体 1100〜1280年/親族関係 1100年/親族関係 1100〜1280年
第四章 教会とキリスト教的生活 ブライアン・ゴールディング 司教区/教区、教区教会、礼拝堂/巡礼、特別礼拝施設、聖なる泉/異端/ 教区在住聖職者――説教と教化/古い修道制と新しい修道制、隠者と隠修女/ 托鉢修道会/貧者の救済と施療院/司教/教皇と、くに・地域の教会
第五章 文化のつながり ヘンリエッタ・ライザー テキストと言語――古いものと新しいもの/新たなものの見方/ ジェフリー・オブ・モンマスとアーサー王物語/ 新しい司教座教会と、新しい折衷主義/ 書き言葉としての英語の新たな読者とアーサー王伝説の新たな利用/新たな学校と大学
第六章 王権、統治、そして政治生活 1160〜1280年 ヘンリー・サマーソン ブリテンとアイルランドの支配――その仕組みと思惑/ ヘンリー二世、その同盟者と敵、1160〜1175年/ アンジュー朝の絶頂期と危機、1175〜1216年/ イングランドとスコットランドの若き王たち、1216〜1234年/ 王権の対照性、1234〜1258年/イングランドの苦悩、ウエールズの好機、1258〜1272年/ 13世紀末における王権と政治的手腕――エドワード1世の優位、1272〜1284年
結 論 バーバラ・ハーヴェー イングランドの上級支配権/人口の変動/政治構造/教会の構造とキリスト教的生活/ 社会変化と貴顕層の適応
訳注 用語解説 文献案内 年表 地図 索引
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