パウル・クレー 造形の宇宙

T 形態 Gestaltung クレーにおける「分節」概念の成立 「自然研究の道」 画家クレーにおけるゲーテ エネルゲイアとしての造形 ゲーテの植物学と二十世紀美術 結晶としての造形 クレーとモデルネ コンステレーションとしての造形 一九三〇年のクレーとアルプ
U 色彩 Farbe クレーにおけるオーバーラップ もうひとつの制作論とガラス絵 クレーと色彩論 クレーとオストヴァルト 色彩論のイデオロギー オストヴァルトと一九一〇年代の芸術と制度 絵画の導きとしてのエネルギー クレーとゲーテ・再考
V セミオーシス Semiose 眼 クレーにおける記号と形態 「美しい石切り場」 階層のありか アトリエの不在者 力のトポロジーとしての「部屋」 語り手としての画家、そして語り手たち クレーとリルケとハウゼンシュタイン クレーとベックマンにおける神話的ノーテーション 墜落/飛行する男性/女性
あとがき
巻末附録 パウル・クレー/年譜 主要研究資料 挿図一覧 人名索引
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