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ブーレーズ ありのままの声で
A5判変型/フランス装/208頁
初版年月日:2011/10/31
ISBN:
978-4-7664-1882-8
 
(4-7664-1882-4)
Cコード:C3073
税込価格:3,960円
ブーレーズ ありのままの声で

目次

日本語版に寄せて
まえがき

聴くこと
オリヴィエ・メシアン(1908-1992)との出会い
メシアン門下で聴くことの訓練
知ることと見分けること

自己の正しさと音程の正しさ
ロジェ・デゾルミエール(1898-1963)という手本
ルノー‐バロー劇団の音楽監督

ピアノからオンド・マルトノへ
知覚のユートピアと実用性
ファウスト博士とブーレーズ氏

まなざし
感情と明白さ
「ドビュッシーは、感動の裸体にまで進むこと」と語っていた
時間に耐えて……

パウル・クレーを聴こと
バウハウスの冒険
ブーレーズのまなざし

形式――生成する有機的なプロセス
遠近法のさまざまな機能――音楽的時空間
聴きことへのまなざし――ブーレーズの《アンテームU》


身振り
ドメーヌ・ミュジカル
《春の祭典》を指揮する
オーケストラの指揮者の身振り

作曲家の身振り
イルカム
身振りと装置

作曲家−指揮者の身振り
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
ブーレーズがブーレーズを指揮するとき


パリ・オペラ座に《ヴォツェック》が登場する
ヴィーラント・ヴァーグナー(1917-1966)による演出
バイロイトの経験・実験

オペラを作曲する?
詩人たちの声
テキスト、音楽の中心かつ不在

素材としての声
《ル・マルトー・サン・メートル》を歌う……
声の身振り

他者
他者の探求
コレージュ・ド・フランスでの講義
コンサートの聴衆との関係

声の輝きと言葉の挿入節
神でもなく巨匠でもなく
私は選ぶ、ゆえに私は存在する

完成と未完成
無限性の意識
後継者の二重の影

訳者あとがき

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