自省する知
人文・社会科学のアクチュアリティー
序 大石昌史
T 方法 モデルが訴えるもの――知識の新プラグマティズム 西脇与作
ある心理学方法論に見る陥穽と処方箋 ――「サリーとアンの問題」「裏切り者検知」「不公平嫌悪」をめぐって 坂上貴之
発達支援の行動分析学――科学者/実践家の知 山本淳一
教育学は科学か思想か――進化教育学の射程 安藤寿康
U 歴史 プラトン『ポリテイア』の現代的意義 納富信留
「中道」を巡る一試論――大乗起信論とキリスト教的「全一性」の理念 谷 寿美
化身と造像――法身・生身・カミ 紺野敏文
存在了解としての体験と解釈――美学と解釈学との対立を超えて 大石昌史
第V部 社会 感情と文明化論――エリアス派感情社会学の礎石 岡原正幸
社会調査に見る子ども観の変遷 渡辺秀樹
ニュース映像の記憶とイシュー認知 ――北朝鮮報道に対する視聴者の反応 李 光鎬
執筆者紹介
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