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目次
スポーツは誰のためのものか
四六判/並製/280頁
初版年月日:2011/04/25
ISBN:
978-4-7664-1829-3
 
(4-7664-1829-8)
Cコード:C1075
税込価格:1,980円
スポーツは誰のためのものか

目次

はじめにー「スポーツ・コミュニケーション」のきっかけー

第1章 日本(人)のスポーツ観
 スポーツの起源と日本への伝来/体育とスポーツ/スポーツと健康/スポーツは誰のためのものか

第2章 教育の「現場」とスポーツ
 中学・高校でのスポーツ/大学でのスポーツ/体育会とスクールビジネス/クラブ主体のヨーロッパ/アメリカの大学スポーツ/変化を問われる日本の大学スポーツ/大学スポーツの新たな試み/競技会低迷を乗り越えるために/スポーツは誰のためのものか

第3章 企業とスポーツ
 企業スポーツの歴史/いびつな関係性/企業の撤退と新しい関係の模索/命名権ビジネスの発展/中途半端なCSR/「プロ」化を妨げる意識/「社員」としてのスポーツ選手/スポーツマーケティングとCSR/求められる企業と地域との対話/スポーツは誰のためのものか

第4章 地域社会とスポーツ
 スポーツクラブとは?/アメリカにおけるクラブの発展/スポーツクラブの経営/学校での「競技」からクラブでの「愛好」へ/「自立」が求められるスポーツクラブ/クラブを構成する基本要素1 施設/クラブを構成する基本要素2 プログラム/クラブを構成する基本要素3 指導者/指標となるドイツ/地域の活性化に向けて/女性のスポーツ参加/ハードではなくソフトの充実を/スポーツは誰のためのものか

第5章 マスコミとスポーツ――活字(プリント)メディア
 スポーツ記事の歴史/スポーツ紙の隆盛/日本のスポーツ紙の特徴/地方紙と通信社/スポーツ専門雑誌と単行本/スポーツジャーナリズム/スポーツジャーナリスト/インターネットの影響/スポーツは誰のためのものか

第6章 マスコミとスポーツ――放送メディア/放送権ビジネス
 1 放送メディア
  放送の発展史/商業放送と公共放送/スポーツ放送の商品化/視聴率の偏重/撮影技術の進化/放送機材拡大の流れ/中継・取材の方法/テレビ(スポーツ)制作者/放送と通信融合の時代

 2 放送権ビジネス
  日本におけるスポーツ放送権/放送権の定義と放送権料の算出根拠/放送権ビジネスの多様化/放送権に依存するスポーツ組織/ユニバーサル・アクセス/放送権ビジネスの新たな展開/スポーツは誰のためのものか

第7章 スポーツは揃っているけれど…
 国策とスポーツ/各国のスポーツ政策/各国の財源はスポーツくじ/国際社会とスポーツ/スポーツ行政の行方/「スポーツ」立国戦略/スポーツは誰のためのものか

あとがき
参考文献
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