黒板とワイン
もう一つの学び場「三田の家」
序 三田の家、その豊穣なる空虚 熊倉敬聡 「三田の家」とは、何でしょうか? 1 「家」 2 「三田」 3 「大学なるもの」 4 運営する人々と仕組み 5 マスターたちが語る/語りえない“空虚”としての三田の家
写真でみる三田の家 三田の家、いま・むかし 三田の家の一週間 三田の家のイベント 三田の家のできるまで モノたちの由来 三田の家年表 二〇〇二-二〇一〇年 三田の家の企画書たち
第一章 地域連携 【インタビュー】地域のなかの三田の家−これまでとこれから 三田の家の“立ち上げ” 望月良一
三田の家の活動を通して考えた大学の地域貢献<地域連携>に関する活動について 長田 進 はじめに 1 三田の家で行った活動について 2 大学と地域の関係 3 地域貢献と三田の家の活動 4 終わりに−大学の地域貢献の将来について 三田の家日誌/長田
【インタビュー】商店街と三田の家−夢と希望と情熱を持って 中村輝彦 【コラム】 たちどまり、とどまること 上田謙太郎
第二章 場づくり 創造的な欠如をめぐって−「場」づくりの現場ノート 坂倉杏介 1 欠如という方法 2 オルタナティヴ・スペースを求めて 3 欠如を創造する 4 欠如が創造する 5 一人ではできないことを 三田の家日誌/坂倉 【コラム】なんとなくそこにいる 籾山奈々子 【コラム】 うたの住む家プロジェクト−三田の家での三年間 赤羽美希+正木恵子 【コラム】おかんにとっての三田の家 石川楠緒子
第三章 あたらしい学び “もう一つ”の学びの場を求めて 熊倉敬聡 1 「死後」の世界? 2 三田の家に至るまで−私のなかでの三田の家前史 3 ふたたび「こちら側」の世界へ 三田の家日誌/熊倉 【コラム】姉のいる家 イシワタマリ 【コラム】マスターと変幻自在な空間 土屋祐子 【コラム】外と内側に存在し続ける三田の家 増田謙一
freitag−金曜日/自由な日/何もない日 岡原正幸 1 三田の家という不定形 2 三田の家へ 3 三田の家の金曜日−team Oka 4 三田の家ならざるもの
【コラム】素早く動くこと/留まり続けること 塩原良和 【コラム】なにも起こらない三田の家 幾代沙緒里 【コラム】大学入学時には思いも寄らなかった展開 渡辺久美(べべ)
第四章 社交力 三田の家での「小さな国際交流」の試み 手塚千鶴子 はじめに 1 三田の家に私を結びつけた不思議な糸 2 「小さな国際交流」の歩み 3 「小さな国際交流」に願うもの 4 思い出深い人たち 5 思い出深いセッション 6 終わりに 三田の家日誌/手塚 【コラム】魅力的な空間、三田の家 高松佑介 【コラム】非慶應空間で慶應的知を研ぐ 日向清人
あわいを求めて 武山政直 1 「あはい」の時間と場所 2 卒業生が帰る家 3 パーティのような家ゼミ 4 「家合わせ」の妙 5 社交というOS 6 「あわい」のこれから 三田の家日誌/武山 【コラム】三田の家で出逢った。 長谷川喬祥 【コラム】 気づきの間 津久井かほる
おわりに 黒板とワイン 学びと生活の再文脈化 坂倉杏介 1 教室という文脈の解体 2 教員たちがつくる三田の家 3 社会に居場所をみつける学生たち 4 三田の家から芝の家へ 5 「小さな」大学地域連携 6 地域連携の大学間連携へ向けて
編集後記 三田の家を「書く」 鳥海希世子
「三田の家」用語集 information
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