シェイクスピアの宇宙
英知は時空を超えて

はじめに
T シェイクスピアに親しむ 1 身近な演劇人シェイクスピア 2 恋に妖精の魔法や惚れ薬 3 怨み骨髄シャイロック 4 ロミオとジュリエットの愛は永遠に 5 遺恨を晴らせ、ハムレット 6 オセロに嫉妬の仕掛人が 7 娘たちに騙されたか リア王 8 野心家マクベスは唆されて
U シェイクスピアの知恵袋――心の琴線に触れる名せりふ 生きるか、死ぬか、そこが問題なんだよ――『ハムレット』 彼は欠点と長所が釣り合っている――『アントニーとクレオパトラ』 愚か者は自分が賢いと思い、賢いものは自分が愚かだと思う――『お気に召すまま』 人間て何てすばらしい傑作なんだろう――『ハムレット』 この世はすべて舞台だよ――『お気に召すまま』 人生はただうろちょろする影法師――『マクベス』 楽しみながらやらないとものになりません――『じゃじゃ馬ならし』 自分自身に忠実になれ――『ハムレット』 逆境ほど快いものはない――『お気に召すまま』 哲学でジュリエットは作れないでしょ――『ロミオとジュリエット』 弱いものなんだなあ、女というのは―-『ハムレット』 天使みたいな悪魔―-『ロミオをジュリエット』 別れはとても甘く切ない-―『ロミオをジュリエット』 ユダヤ人には目がないかよ―-『ベニスの商人』 金を借りるな、貸すなよ―-『ハムレット』 懐の備えが豊かなら、着るものが貧相でもけっこう-―『じゃじゃ馬馴らし』 患者自身が病気を治す気にならないと-―『マクベス』 すんだことはすんだことですよ―-『マクベス』 世に最もむごく無慈悲を極めた一撃―-『ジュリアス・シーザー』 簡潔こそ機知の心髄―-『ハムレット』 V シェイクスピアの文体もしくは筆癖 1 シェイクスピアの言語 2 省略法 3 反復法 4 並列法 5 対照法 6 比喩表現 おわりに
|