ディベート戦略

本書の目的 Part1 ディベートの特徴 イントロダクション A 企業の重要課題をディベートする 1. 海外ビジネス関係の命題 2. 社内活性化に関する命題 3. マーケティング&セールス戦略に関する命題 B ディベートは意思決定の手段 1. MMUCは長期雇用政策を廃止すべし 2. わが社は中国市場へ積極的に介入すべし 3. なぜ意思決定に効果があるのか C ディベートで行われる議論の特徴 1. グループミーティング、折衝、ディベートにおける討論方式 2. ディベートにおける議論の特徴 3. 必須討論事項/Stock issues
Part2 ディベートの準備 イントロダクション A ディベートの命題のタイプ 1. 事実確認のディベート/Designative claim 2. 定義確立のディベート/Definitive claim 3. 価値確認のディベート/Evaluative claim 4. 新しい政策決定のためのディベート/Advocative claim B 肯定側・否定側双方の三原則 1. 肯定側の三原則 2. 否定側の三原則 C 新しい政策決定のためのディベート 1.命題:命題は現状のシステムを大きく変更しようとする提言 2.討論範囲:論争する範囲の決定。討論範囲と討論項目 3.歴史的背景:現行システムの分析 4.問題:現状においてどのような問題や弊害が存在するのか 5.定義:命題や重要な用語をどのように定義するのか 6.具体的な準備方法
D 論争はフェアプレイの精神で 1.「ケースの確立」は最初のプレゼンテーションで 2. 相手の発言を的確に聞く 3. データの引用は正確に 4. 「イエス」「ノー」の判断は即断即決する 5. 個人攻撃をしてはならない
Part3 ディベートの流れとルール イントロダクション A 二人制クロスエキザミネーション・ディベート B ミシガン二人制ディベート C ヘクリングディベート Part 4 ケースの確立 イントロダクション A 肯定側のケースの確立/Affirmative case establishment 1. 問題解決の流れ/Need-Plan-Advantages 2. 期待成果/付加価値情報の訴え/Advantages appeal 3. 新しい設備投資の訴え/Cost‐benefit analysis 4. 新しい目標と戦略の訴え/Goals justification 5. 判断基準の確立/Criteria argument B 否定側のケースの確立/Negative case establishment 1. 現状肯定のケース/Constructive negative case 2. 全面否定のケース/Denial negative case 3. 代案提出のケース/Counter-plan negative case C 事例検証 1. 海外現地法人におけるマネジメントと人材のローカライゼーションを促進すべし 2. 部品の購買と調達のローカライゼーションを徹底すべし 3. 海外現地法人におけるコミュニケーションはすべて英語にすべし 4. 商品のデザインは徹底的に現地化すべし 5. マネジメントのグローバル化を積極的に推進すべし D ディベートの効果 Part5 効果的な反論方法 イントロダクション A 肯定側ロジックの確立:"Toulmin Model" の確立 B 否定側からの反論方法 あとがき
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