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目次
ディベート戦略
A5判/並製/196頁
初版年月日:2004/08/05
ISBN:
978-4-7664-0942-0
 
(4-7664-0942-6)
Cコード:C2334
税込価格:1,760円
ディベート戦略

目次

本書の目的
Part1 ディベートの特徴
イントロダクション
A 企業の重要課題をディベートする
1. 海外ビジネス関係の命題
2. 社内活性化に関する命題
3. マーケティング&セールス戦略に関する命題
B ディベートは意思決定の手段
1. MMUCは長期雇用政策を廃止すべし
2. わが社は中国市場へ積極的に介入すべし
3. なぜ意思決定に効果があるのか
C ディベートで行われる議論の特徴
1. グループミーティング、折衝、ディベートにおける討論方式
2. ディベートにおける議論の特徴
3. 必須討論事項/Stock issues

Part2 ディベートの準備
イントロダクション
A ディベートの命題のタイプ
1. 事実確認のディベート/Designative claim
2. 定義確立のディベート/Definitive claim
3. 価値確認のディベート/Evaluative claim
4. 新しい政策決定のためのディベート/Advocative claim
B 肯定側・否定側双方の三原則
1. 肯定側の三原則
2. 否定側の三原則
C 新しい政策決定のためのディベート
1.命題:命題は現状のシステムを大きく変更しようとする提言
2.討論範囲:論争する範囲の決定。討論範囲と討論項目
3.歴史的背景:現行システムの分析
4.問題:現状においてどのような問題や弊害が存在するのか
5.定義:命題や重要な用語をどのように定義するのか
6.具体的な準備方法

D 論争はフェアプレイの精神で
1.「ケースの確立」は最初のプレゼンテーションで
2. 相手の発言を的確に聞く
3. データの引用は正確に
4. 「イエス」「ノー」の判断は即断即決する
5. 個人攻撃をしてはならない

Part3 ディベートの流れとルール
イントロダクション
A 二人制クロスエキザミネーション・ディベート
B ミシガン二人制ディベート
C ヘクリングディベート

Part 4 ケースの確立
イントロダクション
A 肯定側のケースの確立/Affirmative case establishment
1. 問題解決の流れ/Need-Plan-Advantages
2. 期待成果/付加価値情報の訴え/Advantages appeal
3. 新しい設備投資の訴え/Cost‐benefit analysis
4. 新しい目標と戦略の訴え/Goals justification
5. 判断基準の確立/Criteria argument
B 否定側のケースの確立/Negative case establishment
1. 現状肯定のケース/Constructive negative case
2. 全面否定のケース/Denial negative case
3. 代案提出のケース/Counter-plan negative case
C 事例検証
1. 海外現地法人におけるマネジメントと人材のローカライゼーションを促進すべし
2. 部品の購買と調達のローカライゼーションを徹底すべし
3. 海外現地法人におけるコミュニケーションはすべて英語にすべし
4. 商品のデザインは徹底的に現地化すべし
5. マネジメントのグローバル化を積極的に推進すべし
D ディベートの効果

Part5 効果的な反論方法
イントロダクション
A 肯定側ロジックの確立:"Toulmin Model" の確立
B 否定側からの反論方法
あとがき
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