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目次
ヨーロッパにおける政治思想史と精神史の交叉
A5判/上製/416頁
初版年月日:2008/10/15
ISBN:
978-4-7664-1517-9
 
(4-7664-1517-5)
Cコード:C3031
税込価格:5,280円
ヨーロッパにおける政治思想史と精神史の交叉
過去を省み、未来へ進む

目次

はじめに

第一章 人間とは何か
     ――ギリシア哲学から政治へ半歩   山本巍
第二章 グノーシスと政治
     ――マニ教を中心に   大貫隆
第三章 プロティノスにおけるコスモスと人間についての存在論的考察
     ――『エンネアデス』W3―4〔27―28〕(『魂の諸問題について』)を素材として  藤田潤一郎
第四章 ウィリアム・オッカムと中世ヨーロッパにおける異端の概念   将基面貴巳
第五章 ドイツ宗教改革の精神史的位置づけにおける人文主義の意義
     ――活動的生、教育、政治   木部尚志
第六章 カルヴァンにおける「終末論」と政治   田上雅徳
第七章 ジョゼフ・ド・メーストルの国制論
     ――『政治的国制の生成原理についての試論』における政治的神義論   川上洋平
第八章 十九世紀フランス自由主義
     ――遅れてきた勝利と未来の挑戦   堤林剣
第九章 ハーバート・スペンサーにおける「風土」と政治   矢野卓也
第十章 契約とコモン・センス
     ――リンゼイのデモクラシー理論における伝統   植木献
第十一章 多元主義社会の成立条件
      ――マーサ・ヌスバウムの政治哲学   神島裕子
第十二章 新帝国主義とキリスト教原理主義   千葉眞
第十三章 現代アメリカにおけるキリスト教平和主義   高橋康浩
附録 ヨーロッパ文化の再解釈と再受容
    ――近代日本文化の反省の上に立って   鷲見誠一

おわりに――政治思想研究会「クオ・ヴァディス」とは何か
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