テオフィル・ド・ヴィオー
文学と思想

第一部 人生と生涯 I マニエリスム詩人? バロック詩人? ヴィオー観史概説 II 生涯 III ヴィオー文学の特質概観 IV 二人のヴィオー――詩人の肖像画について V テオフィル・ド・ヴィオーとモンモランシー公爵夫人
第二部 作品 I オード『朝』 II オード『孤独』 III スタンス「死の恐怖は……」とオード「何と幸せなことか……!」の間 ――宮廷での政争による死の恐怖から田園での賢者の理想的生活へ IV 『ド・L氏への弔慰』、『ド・L氏へ 父上の死について』および『ド・リアンクール氏へ』の三作品の比較考察 V 『ある婦人へのエレジー』 VI 『第一諷刺詩』、『第二諷刺詩』 VII 『友人ティルシスへのテオフィルの嘆き』 VIII 長編オード『シルヴィの家』 IX オード『兄へのテオフィルの手紙』(書簡詩)――絶対的決定論からピュロン主義的予定説へ X 悲劇『ピラムスとティスベの悲劇的愛』
第三部 テーマ I 愛と詩――詩人をめぐる四人の女性 II 恋愛観・女性観 III 「太陽」と「逆さ世界」 IV 宇宙観・宗教観――一六二三―二五年におけるその変質について V 思想と生き方――宇宙観・世界観・運命観・人間観・人生観
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