日本の市民社会におけるNPOと市民参加

巻頭言 安西祐一郎 刊行にあたって 小林良彰
第1章 はじめに T 研究の目的 U 分析方法 V 本書の構成
第2章 社会ネットワークと集合行為のロジック T はじめに:集団行為のジレンマ U 日常生活を基盤とする集合行為のロジック V 集合行為の組織化戦略 W 組織化された集合行為の資源 X おわりに
第1部 ミクロレベルからマクロレベルへの分析 第3章 相互信頼システムとしての参加型の相互扶助組織 T はじめに U ソーシャルキャピタル、資源交換システム、信頼 V 相互信頼システムの形成過程 W 考察と結論
第4章 協同組合型NPOと制度変化の経路依存性 T はじめに U 制度変化の理論 V 利益集団的な市民社会とオルタナティブ市民社会の制度 W 生活クラブの制度変化と経路依存性 X 適応効率的な経路依存 Y 組織フィールドの適応的効率性と地域協同組合社会 Z おわりに:マネージメントからメンバーシップへ
第2部 マクロレベルからミクロレベルへの分析 第5章 政治参加における協力類型と政治的特性 T はじめに U ステップ・レベル型の公共財問題と協力類型 V 分析デザイン W ボランタリーな組織と政治活動における協力類型 X おわりに
第6章 不満、協力規範、そして合理的選択 T はじめに U 理論的問題提起 V 決定フレームに関する分析モデル W 神奈川生活クラブのネットワークの形態的特徴 X NPO加入の政治的動員効果に関する総合モデル Y 研究デザイン Z 分析結果 [ おわりに
第7章 不満、表現的な選択的便益、そして合理的選択 T 研究目的 U 参加の期待効用はどのように計算されるのか V 作業仮説 W 分析手法 X 分析結果 Y おわりに
第8章 結論 T 要約と理論的知見 U 生活クラブからのメッセージ V 今後の課題
参考文献 あとがき 索引
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