巻頭言　　　　　　　安西祐一郎
　刊行にあたって　　　小林良彰

序章
　�T　本研究の問題意識の基底
　�U　政治参加の現代的役割
　�V　政治参加構造――参加の統合的視座
　�W　新しい参加形態
　�X　先行研究の問題点
　�Y　研究の目的と意義
　�Z　本書の構成
　�[　本書で用いるデータの紹介

第１部　民主主義と政治参加
第１章　政治参加の理論と定義
　�T　政治参加の論理
　�U　多元的民主主義理論とエリート民主主義理論
　�V　参加民主主義理論と市民社会論・討議民主主義
　�W　政治参加の定義
　�X　政治参加の類型化
　�Y　まとめ

第２章　政治参加の実証研究
　�T　はじめに
　�U　政治参加における実証研究
　�V　政治参加の変動
　�W　まとめ

第２部　政治参加の構造と変動
第３章　政治参加の形態
　�T　はじめに――現代日本の政治参加
　�U　投票参加
　�V　選挙活動
　�W　個別的接触
　�X　市民・住民運動
　�Y　新しい参加形態――NPO・NGO・ボランティア
　�Z　住民投票
　�[　まとめ

第４章　政治参加の多次元的構造
　�T　はじめに
　�U　政治参加のモード
　�V　検証的因子分析による分析
　�W　参加モードの背後に存在する外生的潜在変数としての〈政治参加〉
　�X　まとめ

第５章　政治参加構造の規定要因と変動
　�T　政治参加構造
　�U　政治参加構造を分析する視座
　�V　POSAによる構造析出　
　�W　社会的属性からみたPOSAの構造
　�X　政治意識からみたPOSAの構造
　�Y　参加構造の規定要因
　�Z　まとめ

第６章　55年体制以降における政治参加構造の変動――イデオロギー変容による構造変動
　�T　はじめに
　�U　政治参加をとりまくイデオロギーの変容
　�V　新たな参加形態の析出――ボランタリー・セクターへの参加　
　�W　新たな参加のイデオロギー
　�X　参加の対立軸の変遷
　�Y　政治参加構造の変容
　�Z　おわりに

第７章　ボランタリー・セクターへの参加――市民社会構築と新しい政治文化
　�T　はじめに
　�U　ボランタリー・セクターの２つの側面
　�V　分析枠組み
　�W　政治参加としてのボランティア、NPO活動――対抗関係からコラボレーションへ
　�X　ボランタリズムによる新しい政治文化
　�Y　ボランタリズムによる新しい政治文化の創造
　�Z　おわりに

終章　結論
　�T　本研究の論点
　�U　本研究における新しい知見
　�V　本研究の問題点
　�W　政治参加研究における課題
　�X　展望

参考文献
あとがき
索引