せめて一時間だけでも
ホロコーストからの生還

「正義のドイツ人」であることのむずかしさ 語るべきか、あるいは沈黙すべきか アーリア人は手を上げなさい サヴァイヴァルの学校 ゲシュタポ、現る チャンスがなければ、自分でつかめ ライナー・マリア・リルケの一文とその顛末 ベルリンへの逃亡 ここに潜伏していなさい ハラルト・ペルヒャウとベルリン - テーゲル刑務所内の〈お店〉 もぐりの生徒の教師求む ハーリッヒのトランク 両親との別れ 桟敷席と地下生活のはざまで 国防軍演奏旅行団の指揮者となる とどまるべきか、去るべきか
人々の戦後 引用文献 参考文献 過去との対峙――あとがきに代えて
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