［特集１］　重度重複障害児、医療的ケア児が増えています。子どもの学ぶ権利を保障すること、そして本人や家族の負担をどう軽減していくかが課題です。当事者や関係者だけでなく、周囲の人にも理解してもらおう、という特集です。チャイルド・ライフ・スペシャリストの活動も紹介します。

［特集２］　夏休み中は、で学校の授業では得られない経験をしてほしいものです。今、博物館や科学館は、子どもも大人、そして教員にも親しんでもらえる取り組みをしています。国立科学博物館や福岡市科学館の先端的な取り組みを紹介します。

特集１・難病をかかえる子どもの教育
巻頭随筆　難病の子どもの生活と教育……小林信秋
小児難病の基礎知識……石�ｱ義人・大賀正一
難病等の子どもの特別支援教育……丹羽　登
病弱教育における教育と医療の連携……伊藤龍子
医療的ケアが必要な子どもの学校教育
　　——超重症児へのかかわりも含めて……大村　清
教員に必要な難病児の医療知識……夛田羅勝義
病気の子どもへの教育における大きな課題
　　——院内学級における難病児教育の現状……副島賢和
子どもたちへの多職種連携による教育支援
　　——チャイルド・ライフ・スペシャリストの視点から……佐々木美和
難病の子どもをもつ家族への支援……吉野真弓

特集２・夏休み！ 博物館・科学館へ行こう
夏休みは博物館へ行こう！……小川義和
夏休みは科学館へ行こう！……伊藤久徳

名画に観る教育と医学▼『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』……冨田和巳
カレント・トピックス▼子どもの読書活動の推進……阿部　洋
特別支援教育のページ▼久里浜だより＝発達障害教育に関する情報普及と
　　理解啓発に係る取組……独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
編集後記……安元佐和