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2011年11月号
2011/11/01発行(2011/10/27発売)
特集
特集・子どもにとって必要な、災害時・災害後のケア
[特集] 東日本大震災を機に、防災に対する意識と準備は大きく変わり、学校での対策も切実な問題です。学校や病院が被災したとき、どのようなことが起き、何が求められるのでしょうか。被災地の中心でもあった石巻の中学校で、いきなり学校が避難所となり教職員は何をしなくてはならなかったのか、大船渡の病院での小児医療体制など、貴重な記録を執筆いただきました。また、子どもたちの心と健康のケア、震災孤児への社会的な制度整備の必要、そして子どもたちへのボランティア活動の実際など、多方面にわたり実例を紹介します。

特集・子どもにとって必要な、災害時・災害後のケア[巻頭随筆]大震災に遭遇した子どものために我々は何ができるのか? ………五十嵐 隆  東日本大震災で被災した中学校の実際………境 直彦 被災地のなかでの小児医療――子どもたちにできたこと、これからのこと………渕向 透 災害により影響を受けた子どもの生活と健康へのケア………三宅一代 災害が長期化した際の子どもの健康へのケア………高田 哲 震災孤児のニーズから省察する社会的養護のあり方………宮島 清 津波遺児、心のケアの大切さ………八木俊介 子どもにとっての学校の大切さ――阪神・淡路大震災の経験から………村岡弘朗 被災後の子どもの心の支援 ――ファザーリング・ジャパンの活動から分かったこと………安藤哲也

支援をつなぐ・命の絆 ▼子どもの放射線被ばくの影響………正木英一今月の視点▼「教育基本条例」と教育委員会の政治的中立について………寺脇 研 草のいのち、虫のいのち、人のいのち▼メダカのがっこう「田んぼの生きもの調査隊」 ………中村陽子 カレント・トピックス▼学校施設の耐震化………阿部 洋 特別支援教育のページ▼久里浜だより=教育研修・事業部の事業連携の業務紹介と、平成 二十三年度研究所セミナーのご案内………独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 編集後記………徳永 豊 
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