［特集１］　超早期教育や乳幼児・就学前教育などが注目され、「英才教育」という名のもとで教育産業の参入も増えています。はたして、早期教育は有効なのでしょうか？　多角的に探ります。

［特集２］　冬に向かい、新型インフルエンザのさらなる流行が懸念されます。感染症について子どもへの対策をどのようにするのか、学校保健の意味とともに最新の情報を提供します。

特集１・早期教育を問う
［巻頭随筆］早期教育と子ども………満留昭久　
早期教育のあり方を考える………無藤　隆
早く熟せば、早く腐る――早期教育は、子どもに何をもたらすか？………汐見稔幸
早期教育と脳の発達………榊原洋一
早期教育が連れてきた社会、早期教育が育てる子ども………加藤繁美
安定した愛着の早期教育………松�ｱ佳子

特集２・感染症と学校保健
学校における感染症への対応………金子光延
新型インフルエンザから子どもを守る――学校保健でできること………谷口清州
予防接種と学校保健………宮崎千明

〈座談会〉子どものこころの臨床について（2）………田中康雄・村田豊久・黒木俊秀

子どもは「育てられて育つ」▼特別支援教育の理念と発達の考え方………鯨岡　峻
こころの四季▼野分立ちて………滝川一廣
今月の視点▼日本の教師はダメじゃない………寺脇　研
折々の一冊▼『活断層』………安藤延男
カレント・トピックス▼2008年度「体力・運動能力調査」………阿部　洋
特別支援教育のページ▼久里浜だより＝教育支援部調査担当
　　………独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
編集後記………坂元一光