毎月27日発売
税込価格:755円
品切・重版未定

発行所直接申込みに限り
1年分8200円(税・送料込)



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2008年9月号
2008/09/01発行(2008/8/27発売)
特集
特集1・他者の心を理解するには/特集2・読み書きが苦手な子
[特集1] 他者を顧みない行為、迷惑行為が増えていると感じる人が多い今、他者への配慮はどうなってしまったのでしょうか。「他者の心を理解・共感・思慮する」ということはどういうことなのか、脳の仕組み、発達心理学からの分析や、教育でどう培うことができるか、また、自閉症児との心の交流について、解説します。
[特集2] 「読み書き」というものがなぜ必要なのか、どういった力がこれから求められるのかという視点から、今の教育の可能性や展開について探ります。また、ディスレクシアの早期発見の取り組みについても紹介します。
<新連載がスタートします> 「ミスター文部省」と呼ばれた寺脇研氏から、時評を毎月届ける新連載「今月の視点― 21世紀を生き抜く力を育てる教育をめざして―」が始まります。
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 立ち読み
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特集1・他者の心を理解するには [巻頭随筆]他者の心を慮ることの難しさ………丸野俊一 他者の心を理解する脳の仕組み………板倉昭二 他者の心を「察する」心の発達………子安増生 共感性を育む教育実践………金森俊朗 われわれは自閉症児の心を理解しているか………小林隆児 絵本が切りひらく他者の心へのイメージ生成………佐々木宏子 劇づくりは人間関係づくり………福田三津夫
特集2・読み書きが苦手な子 国際的な読解力を育てるために ――PISAリーディング・リテラシーの結果を生かす………有元秀文 疾患としての読み書き障害 ――就学早期からの治療的介入の試み………小枝達也・関あゆみ・内山仁志 「読み書き」教育のグランド・デザインの提唱 ――古典的リテラシーを超えて………工藤順一 読み書きにおける「論理的思考」――「教室語」が考える力を奪う………池田久美子

今月の視点▼洞爺湖サミットの意義と、教育改革の方向性………寺脇 研 子どもは「育てられて育つ」▼関係発達という考え方(2) ――〈育てる者〉を広くとらえる必要………鯨岡 峻 折々の一冊▼『日本語の歴史』………安藤延男 カレント・トピックス▼保健室登校の児童・生徒………阿部 洋 特別支援教育のページ▼久里浜だより=新設の教育支援部調査担当について ………独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 編集後記………加藤和生
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