仮名手本忠臣蔵

大序 忠臣蔵という世界―鷺坂伴内への讃歌-
二段目 もうひとつの忠臣蔵―加古川本蔵とは誰か-
三段目 刃傷と仇討ちの間-演劇的―人間としての吉良上野介-
四段目 大星由良助と大石内蔵助―道行、二つの世界をつなぐ旅-
五段目 義士銘々伝の世界―四十八人目の男たち-
六段目 愁嘆場論―寺岡家の人々―
七段目 茶屋場という佳境―昼行灯の哲学―
八段目 春の旅と冬の旅―予感への道行―
九段目 書かれざる歴史―史実からはみ出した真実―
十段目 武士も及ばぬ……―町人芸術の構造―
十一段目 討入り論―付人たちの銘々伝―
十二段目 余語の章―『仮名手本忠臣蔵』と忠臣蔵幻想の間―
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