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イギリスの児童福祉
B6判/上製/286頁
初版年月日:1989/11/10
ISBN:
978-4-7664-0433-3
 
(4-7664-0433-5)
Cコード:C3037
税込価格:2,420円
イギリスの児童福祉

目次

はしがき

序章 イギリスにおける児童の諸相と児童福祉の現在―家庭内淫行から新児童法まで―
 1 現代イギリス社会の子供たち
 2 激動の中の児童福祉とその政策

第1章 イギリスの社会福祉と行政機関―社会福祉における中央と地方―
 1 社会福祉行政の軸になってきた地方自治体
 2 中央政府と自治体の役割分担
 3 福祉行政の主軸・カウンティ社会サービス部
 4 社会サービス部の福祉活動―東サセックス・カウンティを事例として―
 5 中央政府・地方自治体とボランティア団体

第2章 イギリスの児童養護問題
 1 児童養護の世界的趨勢
 2 イギリスにおける要保護児童の最近の動向
 3 児童養護政策の展開
 4 その後の展開―家庭的養護中心の政策方向の確認
 5 イギリスにおける児童養護施設の現状
 6 児童が要養護状態に落ち込む理由
 7 養護施設の子供たち
 8 児童養護施設の充実の必要

第3章 イギリスの里子問題
 1 里親制度の目的と性格
 2 里親と里子
 3 里親手当
 4 里親制度と自治体
 5 里親会のこと―全国里親協会(NFCA)―
 6 もう一つの児童養護制度・カストディアン制度

第5章 イギリスの非行問題
 1 治安・犯罪動向
 2 少年非行の実態
 3 教護政策の展開
 4 少年非行の予防と処遇
 5 中央政府とカウンティの理念上の対立
 6 少年刑務所とその処遇
 7 新しい処遇方法の模索

第6章 イギリスの児童に対する所得保障問題―児童手当制度を中心に―
 1 有子家庭と児童手当―基礎となる経済的対応―
 2 児童手当制度の展開
 3 現在の児童手当制度
 4 児童手当を補うもの
 5 住宅手当における家族給付の側面
 6 生活の一部になっている所得保障
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