温故知新
歴史・思想・社会論集

はじめに 寺尾 誠
目次
T 歴史 1 スイス農村市場研究の方法と史料をめぐって 岩井 隆夫
2 技術と創造性の伝統 ―R・ディーゼルの生涯― 種田 明
3 ハンブルクにおける一四一〇年の市民抗争について 斯波 照雄
4 オーバーラウジッツにおけるグーツヘルシャフトの構造的変化 趙 容來
5 一八九〇年代の金融市場と日本銀行 靎見 誠良
U 思想 6 マックス・シェーラーの社会思想 河内 正弘
7 聖霊の時代と冬のお祭り騒ぎ ―イギリス革命におけるランターズ運動の宗教民俗史的な側面― 木田 理文
8 シュンペーターからの享受―日本におけるシュンペーターの影響 林 康二
9 若き李栗谷と其の時代―朝鮮思想史に於ける正統と異端並びに学閥形成過程― 古田 博司
V 社会 10 劇場の風景― 一八三〇年代デュッセルドルフ劇場の場合― 井戸田 総一郎
11 地域内発生イノベーション研究の視点と展望―普及研究とアクティヴ・マイノリティー研究の統合をめざして― 折井 正明
12 デュルケム供犠論の形成と一般理論 樫尾 直樹
13 戦後自由貿易体制と米国農業政策―農産物輸入数量制限をめぐる政治と経済― 手塚 眞
14 ミュンヒにおける相互浸透論の批判的検討―歴史研究と社会学理論― 村山 聡
あとがき―自伝的書誌― 寺尾 誠
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