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貧困に抗うリベラリズム
イギリス福祉国家の思想史

序章 貧困が奪うもの――リベラリズムの社会思想史
第1章 新救貧法と国教会改革――一九世紀リベラリズムの展開 1 はじめに 2 救貧法の展開と古典的自由主義 3 社会的リベラリズムの萌芽――リベラル・アングリカニズムの宗教思想 4 おわりに
第2章 トマス・ヒル・グリーンの社会的リベラリズム――宗教・倫理・政治 1 はじめに 2 リベラル・アングリカニズムの継承 3 クリスチャン・シティズンシップの倫理学 4 権利論――グリーンの政治哲学(一) 5 国家論――グリーンの政治哲学(二) 6 おわりに
第3章 「貧民」から「市民」へ――ボザンケ夫妻の国家論と救貧論 1 はじめに 2 国家とシティズンシップ 3 チャリティとシティズンシップ 4 おわりに
第4章 社会改革と市民の権利――ホブスンとホブハウスのニューリベラリズム 1 はじめに 2 社会主義、帝国主義、リベラリズム 3 ホブスンの分配論――生産・所有・福祉における「社会」の発見 4 ホブハウスのシティズンシップ論――リベラリズムと社会学 5 おわりに
第5章 女性の貧困とシティズンシップ――バトラーとラスボーンのフェミニズム 1 はじめに 2 ジョゼフィン・バトラーとヴィクトリアン・フェミニズム 3 エレノア・ラスボーンと「新しいフェミニズム」 4 おわりに
第6章 優生学とリベラリズム――シティズンシップの境界 1 はじめに 2 世紀転換期のイギリス優生学と社会的リベラリズム 3 C・P・ブラッカーと「リベラルな優生学」 4 おわりに
終章 戦後イギリス福祉国家とシティズンシップのゆくえ 1 はじめに 2 ベヴァリッジのリベラリズム 3 「豊かな社会」の到来とシティズンシップ論の喪失 4 シティズンシップ論の再興と転倒 5 私たちのシティズンシップ――新しい社会福祉思想に向けて
参考文献/あとがき/索引
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