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高群逸枝 「共存の愛」の思想
四六判/上製/352頁
初版年月日:2025/09/25
ISBN:
978-4-7664-3054-7
 
(4-7664-3054-9)
Cコード:C3036
税込価格:3,960円
高群逸枝 「共存の愛」の思想
民衆哲学から女性史へ

目次

序論
  「自己」という問い
  高群逸枝を今日から考える
  高群逸枝への関心
  高群逸枝に対する批判とその継承
  本論の構成

第一章 民衆哲学と愛される愛 
 一 高群の「民衆哲学」
  1 「共存の愛」の提起
  2 共存状態の自覚
 二 永遠の生命と瞬間の生命
  1 「永遠」への抵抗と「瞬間の生命」
  2 「理知」の三段階から「情意」の時代へ
  3 「情意時代」の二段階
 三 「美」を見出す「母性」と「恋愛」
  1 「愛される愛」と「母性」
  2 「美」を求め「一体」を目指す「恋愛」

第二章 性の自治を実現する社会 
 一 「婦人」固有の問題
  1 「食ふための生産」が支える「性の自由」
  2 「普選」成立と婦人運動論
  3 差別される「美」の問題――高群の山川菊栄批判
  4 家庭をケトバス
 二 「自治」の理想
  1 「性自治」と「無政府恋愛」
  2 「私事」中心の「自治」社会という理想
  3 「独自」の運動の「共同」
  4 「自治」から「神道」へ

第三章 母なる神々、父なる天皇 
 一 隠された系譜
  1 階級闘争・解放運動としての日本母系制研究
  2 検閲との闘い
  3 「血の帰一」の意義
 二 闘争の上に立つ共存
  1 「組織としての氏」と「呼称としての氏」
  2 母系的氏族と父系的氏族
  3 二つの民族主義と母としての「神」
  4 「神」に対峙する「天皇」
  5 十五年戦争期の高群の思想

第四章 ともに生きる愛の社会へ 
 一 不在の天皇
  1 占領政策との対峙
  2 新たな女性史学の展望
  3 『母系制の研究』の復刊
 二 時空を超えるアナーキーな理想
  1 古代族制に投影されたアナーキズム
  2 「ともに生きる愛」へ

結論
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