サウジの憂鬱
パレスチナとアメリカの狭間で

プロローグ――アラブ・イスラームとアメリカの狭間で
第1章 読めない中東を読む――なぜサウジなのか? 1 なぜサウジが重要なのか 2 サウジ研究の経緯と視角 3 本書の分析枠組み
第2章 イスラエル建国の衝撃――第一次中東戦争への道程 1 なぜサウジはパレスチナを見捨てたのか 2 ローズヴェルト大統領の約束 3 トルーマン政権の親シオニスト政策 4 国連パレスチナ分割決議 5 イスラエル建国と第一次中東戦争 6 アブドゥルアジーズ国王とファイサル王子の対立
第3章 武器としての石油禁輸――第二次・第三次中東戦争とアラブの挫折 1 第二次・第三次中東戦争をめぐる四つの疑問 2 第二次中東戦争 3 第三次中東戦争 4 サウジの対イスラエル認識 5 石油禁輸の発動と解除の論理
第4章 「石油による戦争」の成功と限界――第四次中東戦争とサウジの苦悩 1 アラブの石油戦略をめぐる疑問 2 第四次中東戦争への道 3 第四次中東戦争とアラブの石油戦略 4 アラブの石油戦略の終息 5 対照的だったサウジとクウェートの役割
第5章 中東和平のイニシアティブ――サウジは何を求めたか 1 和平路線への転換 2 ファハド和平提案 3 アラブ和平イニシアティブ 4 イニシアティブ発表の背後にある論理
エピローグ――歴史から読み解く、サウジ外交の構造 あとがき
|